6話:新たな旅仲間 ページ7
.
⁇「僕はアローラで島巡りをしようかと思ってる。
知ってる?アローラにはポケモンジムがなくて、
それぞれの島にいるキャプテンの試練を達成した後、島キングや島クイーンを倒していくっていうシステムがあるんだって。」
貴「知らなかった。そんなシステムがあるんだね。」
少年は2度頷くと海を見やった。
⁇「僕、この年になるまでお父さんの仕事の手伝いをしていたから、自分のポケモンを持ったことがないんだ。」
貴「じゃあ、アローラのポケモンが初めてなんだね?」
⁇「うん。」
貴「そっか…。じゃあ、今から楽しみだね。」
⁇「うん。すごくドキドキしてるんだ。」
私は初めてポケモンをもらった時のことを思い出した。
前日はワクワクしすぎて、あんまり眠れなかった。
フシギダネとミズガメとヒトカゲの中から一匹を選ぶ時は、本当に迷ったものだ。
懐かしい思い出に浸っていると、男の子に話しかけられた。
⁇「君はアローラで何をするの?」
少しの間逡巡して答える。
貴「…私も島巡りをするよ。その方がいろんなポケモンに出会えるだろうし。」
⁇「じゃあこれから君はライバルにもなるんだね。」
貴「そういう…ことになるね。」
⁇「今更だけど、僕はヨウ。君は?」
貴「私はユキ。改めて、これからよろしくね。ヨウ。」
ヨウ「ああ、よろしくユキ。」
握手をして、照れ笑いをした。
彼とは一緒に旅をするにふさわしい、いい旅仲間になりそうだ。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エーテル兄妹推し! - こんにちは!タグにグラジオとあったので、読んでみました!全話すごく面白かったです!素敵です!書いてくださってありがとうございます!これからも、素敵な作品を作り続けて頂けると嬉しいです! (2022年2月6日 16時) (レス) @page10 id: fed5cd3472 (このIDを非表示/違反報告)
カーター(プロフ) - こんばんは!遅くにすみません…グラジオ落ちに釣られお邪魔しました。アローラ上陸の初々しさと、それまでの仲間への気持ちが篭ってて素敵です!バイトに大学、そして更新本当にお疲れ様です。少しずつでも、更新されるのを楽しみに待っています! (2017年4月20日 0時) (レス) id: 4077529587 (このIDを非表示/違反報告)
佑菜(プロフ) - ちょこさんさん» ありがとうございます!昔書いてたことがあるんですよ!少しブランクはありますが、楽しんでいただけて何よりです!これからも、この作品をよろしくお願いします! (2017年3月25日 20時) (レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこさん - こんにちは!小説、とってもお上手ですね!読み入っちゃいました!これからも、自分のペースで更新してくださいね!応援してます! (2017年3月19日 20時) (レス) id: 830848470e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佑菜 | 作成日時:2017年2月27日 21時