49.おにぎりパーティー ページ50
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はっ、と目を覚ますといつも僕が寝起きしている部屋だった。
時間は…まだ昼時である。
鈍く痛む頭に手をやりつつ起き上がるとしばらく布団の上で
分からない。
僕にはまだ分からないことだらけだ。
これからどうするべきなのかを考える。
やっぱり封印された刀剣男士を解放していくのが一番手っ取り早いだろう。
そこまで考えたところで小狐丸さんが部屋に入ってきた。
小狐｢ぬしさま、お目覚めでしたか。そろそろお昼時ですのでもしやと思いまして様子を見に参りました｣
主｢お昼…はっ、皆様のお昼ご飯!｣
あっという間に頭痛のことなんて吹き飛んで、がばりと飛び起きると、布団を畳んで押し入れに仕舞い、台所へと走った。
食事は準備するって皆さんと約束したんだから、神様との約束は最後まで全うしなければならない。
主｢今日のお昼は…具沢山おにぎりで良いですかね…?｣
小狐｢握り飯に具材を入れるのですか?｣
主｢はい、焼いた鮭の身を解したものや、おかか……あぁ、混ぜご飯を炊いてもいいかもしれませんね｣
小狐｢油揚げを具に入れることもできますか?｣
小狐丸さんの瞳がキラキラ輝いている…
これは油揚げを具材にするしかなさそうだ。
?｢あっるっじっさ〜〜ん!!｣
主｢わっ?!…乱藤四郎さん?｣
急に抱きつかれてビックリしてしまったが、声で何となく分かった。
乱｢何か手伝うことなーい?お昼ご飯とか、色々!｣
そう言ってニッコリと笑う乱藤四郎さん。…うーーん美少女だ。
主｢では、おにぎりを握るのを手伝ってください｣
乱｢おにぎり!この間作ったやつだね、まっかせてよ!｣
その後、短刀の皆さんが集まってきて、皆で具沢山おにぎりを作った。
私と小狐丸さんが具材を作って、おにぎりの握り方は乱藤四郎さんと信濃藤四郎さんが教えていた。
大小様々な形、様々な具材のおにぎりができたので、村正さんや蜻蛉切さん、石切丸様にもお裾分けして、お昼はおにぎりパーティーとなった。
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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (
レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佑菜 | 作成日時：2017年4月23日 18時
