35.重要任務！ ページ36
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乱「重要任務？」
貴「はい。お二方でおにぎりを作って、ご兄弟に持っていっていただきたいのです。」
信濃「それはいいけど…なんで俺たちが？」
貴「嫌っている人間よりも、兄弟が作ってくれた食事は美味しく感じるというものですよ。」
そう、彼らにおにぎりを作ってもらうのは、毛嫌いしている人間よりも身内の彼らが作ったものの方が、抵抗なく食べられるのではと考えた結果だ。
貴「作り方は教えますので、お願いしてもよろしいですか？」
乱「わかった！ボク頑張っちゃうよ？」
腕まくりしてみせる乱藤四郎さん。
失礼だけどとても可愛らしい。
貴「ではまず、水で手を濡らして……」
数十分後。
信濃「で〜きた！」
乱「主さん、これでいい？」
貴「お二人ともとても上手です！これならご兄弟も喜びますね！」
うまくできたのが嬉しいのか、二人とも笑顔を浮かべている。
ちなみに、あの部屋にいた一期一振さんたち以外にも、ご兄弟がいるらしく、その兄弟の分もということで10個以上は作っていた。
おにぎりをサランラップで包んで、風呂敷でまとめる。
貴「よし、できあがり。お菓子でも食べましょうか。」
冷蔵庫に入れていた水羊羹を居間に持っていくとわぁっと歓声が上がった。
その後、何故か信濃藤四郎さんが僕の膝の上に座り、前田藤四郎さんと秋田藤四郎さんが両隣に陣取って、包丁藤四郎さんが地団駄を踏んでいた。
穏やかな時間、こんな時間をこの本丸にいる皆で共有できるようになりたい。
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36.任務実行 〜side 乱藤四郎〜→←34.大人数での食事は
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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (
レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佑菜 | 作成日時：2017年4月23日 18時
