24.風の正体 ページ25
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あの後…
小狐丸さんに支えられながら、修練場を後にした僕は、布団に無理矢理寝かされていた。
石切「きっと巫女舞で霊力を使い過ぎた所為だろうね。」
小狐「まったく…無理をなさるなとあれほど…。」
こん「紫苑様、お加減はいかがですか？」
貴「大丈夫です。だからもう「「ダメです/だよ。」」えぇぇ…。」
石切丸様曰く、僕を中心として吹いた風の正体は、僕の霊力らしい。
身体から一気に霊力が抜けた所為で、僕は気を失いかけたという。
なんでそんなことが起こったのかは、まだよく分かっていない。
ただ一つ言えることは、あの風で本丸内の澱みが一掃されたらしいということ。
確かに、重くて嫌な空気は減っている。
『一掃されたとはいえ、まだまだ穢れている場所はあるんだよ。』とのこと。
早めに手を打たないと、徐々に僕が来た時の状態に戻っていくのは目に見えている。
祠を…なるべく早めに作らないと…
あぁ…宮司様がいてくれたら、もっとスムーズに事が運ぶのだろうに…
明日からは、本格的に本丸内の穢れを取り除きに行こう。
ここを過ごしやすい本丸にするために。
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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (
レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佑菜 | 作成日時：2017年4月23日 18時
