大丈夫。〜SOS〜【すとぷり】2

43話 ページ11

てか、仕事といえば...









私も明日から仕事だ。




━━━━━━━━━━━━━━━

私だって23歳だ。両親のことを散々嫌いだ、死ねばいいと思っているのに、スネをかじって生きてるわけがない。


私だって仕事をしている。

でも、凛は20歳で親に好かれていたのだから働く必要なんてなかった。

でもそれが不満足だったらしく今回の家政婦を希望したのだ。


とは言っても仕事とは言い難いが...

そして何故か凛のために仕事を休んでまで着いていけって。

仕事場の人に、休みたいとおねがいすると

｢そう！全然大丈夫よ！むしろ休まないから心配だったのよ。無理してないかって!!最高１ヶ月は上げるわ！充分休めたらいつでもシフト入ってちょうだい！｣


なんて優しく言われて。いい仕事に就いたわ。


私は、カフェの接客業をしている。

作り笑顔は得意だから、面接もスラスラと通り抜けることが出来た。

自分で言うのもなんだけど

おかげで店長のお気に入りだ。

朝から行かなきゃ行けないから、早めに起きてご飯を作って机に並べて家を出なくちゃ。


これから一段と辛くなるだろうな...


━━━━━━━━━━━━━━━
〜翌日〜

朝めちゃくちゃ早く起きた私は、メイクを少しだけして、メガネからコンタクトにする。


それからご飯を作り温かいご飯たちを机に並べる。


私は要らないから作ってない。


あとは書き置きに

ー仕事があるので行きますね。

お昼は冷蔵庫にあります。レンジで温めて食べてください。ー


と少し固めにかく。

それから玄関のドアを開けて仕事へ行った。









久しぶりだなぁ〜








少しだけ仕事を楽しみにしている自分がいたきがした。

44話→←42話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す