訳ありすとぷりメンバー

21話 ページ22

今日は病院の日。





実は私肝臓になんかあるらしいんだよね。



なにかってなんだよって自分でも思ったわw



まぁ、そういうわけで大きな病院に来てるんだけどやっと終わったと思って外に出るや否や...





さ｢あれ？優月なにやってんの？｣




さとちゃんと遭遇してしまった...




『さとちゃんこそなんでここに？』




とりあえず聞き返してみる作戦！




いや、別に言ってもいいんだけどね？




絶対にみんなに言われて隠してたことについて説教されるじゃん？



...嫌じゃん？



さ｢俺はちょうどそこの店で買い物してたとこ〜。んで？優月は、病院で何してたの？｣





oh(´・ω・｀)...そうだよね。さとちゃんは病院以外の理由だよね。



何だか聞き方的にどこが悪いんだ言ってみろと言われてる気がした


だが私はとてもいい言い訳を思いついた。



『お、お見舞いだよ？』





天才か？てんさいか？私。






さ｢ふーん。じゃあその、診察券は？誰の？｣





『あぁ、』





さ｢お見舞いに診察券必要だっけ？｣





『んんー。』





さ｢どこか悪いの？｣




もうごまかせない...(誤魔化せてない)




『肝臓...』






さ｢はぁ？そんなに酒飲んでたっけ？｣






『いいや？なんかあるんだってー。わかんないけど』







さ｢はぁ...なーくん達は？知ってんの？｣





『んなわけ〜。』





さ｢言う気は？｣





『ZEROー』






さ｢真面目に｣





『真面目だよ。言わない。言ったら心配するでしょ。別に命に関わるかわかんないし、まだ経過観察で問題ないから危なくなったら言うよ。』




さ｢...｣




『こればかりはどうにも出来ない。そうでしょ？』






さ｢そうだな...まぁ、一応肝臓が悪いってことだけは自分の口から言っとけよ？｣





『結局かいw』





さ｢おぉw病院はもう終わり？｣





『うん！終わり〜』





さ｢じゃあ帰ろーぜ！送ってく！｣





『あざっ！』









こうやってみんなは私を心配する。私に限ったことではないけれど。。。




そんなに心配されると...優しくされると...甘えたくなっちゃうじゃん？そんな気持ちは知りたくないの






助けたいと願うなら...それ以上は...

22話→←20話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す