すとろべりー王国の残酷なお姫様2

御伽41 ページ15

メイド長を尋ねれば




「陛下!!今日もお綺麗ですね！」


なんてお世辞を言う


『よしてw』と笑えば


「本当ですよ？w」


という。








メイド長はいつまでも元気だ。








厨房に顔を出せば




「陛下!!どうなさいました？あ、つまみ食いに？笑」



と笑っていう



『そんなわけないでしょう？w』



「ちなみに今日のアフタヌーンティーはスコーンかマカロン。どちらがi((『マカロン』即答ぅ〜w」




そんなことを聞いてはいるがもう既に手元で作っていたのはマカロンだった。




「はい、どーぞ。つまみ食い用ですw」




なんて言いながら私の口元にマカロンを近づけた。




デキる男め





パクッと口に入れれば甘くて美味しいマカロンが広がった。




お昼が楽しみだと思った時後ろからの殺意を感じた。




執事が凄い顔をしてる






それを気づいてなのかなんかのか






「執事さん達もいります？」




と問う。馬鹿なのか？




セ「大丈夫やよ」




坂「え、センラ要らんの？」




志「後でどうせ食べるし」




浦「そうそう。陛下と"一緒に"アフタヌーンティーですからね」






『めんどくさい男はモテないわよ』







ぼそっとぼやくと浦田に頭を肘置きとして使われた。






私仮にも女王陛下よ？そろそろ解雇処分にしようかしら









目の前の男はあははと笑うだけで助けてはくれない。







くそぉぉナチュラルサイコパスめ
























この城にも私を慕う、というより仲良くしてくれるものが数人いる。














それは私が助けた分だけ返ってくるものだと信じている。









浦「さ、アフタヌーンティーしますよ」




坂「待ってました！！」




セ「今日の紅茶は何にします？」








『そうね、二ナスにしましょう』









私も...そしてマリーアントワネットも愛した紅茶を飲んでアフタヌーンティーを楽しんだ。

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