すとぷりメンバー唯一の女子は男性恐怖症2

緩和57% ページ38

気づいたら自分のベッドにいた。




キッチンは何やら騒がしくきっとメンバーがいるのだと思った。






僕...何してたっけ。さっきどんな会話したっけ。





それすらも覚えてなくて最終的には考えることをやめた。





今はそれでいいや。





再び横たわりぼーっとただ一点を見つめていると部屋の扉がノックされた。






莉「Aちゃーん？起きてるー？」




『起きてるよー』




きっと怖がらせまいと莉犬くんをよこしたのだ。





優しさが目に見える瞬間って痛いよね。




あー。自分のせいで...とか思う。




莉「どぉ？体調とか悪くない！？ご飯作ったけど食べるぅ〜？」







こんな真っ暗な部屋でも莉犬くんの可愛い声と笑顔だけは明るくて






無意識に






『うん！食べる食べる!!』




















なんて即興で作った笑顔と声で応答。





莉犬くんは少し悲しそうな顔をした。




思ったことは一緒だったと思う。
















































目に見える優しさは痛い...。






ってね。






僕がご飯を平らげると少し安心した顔をしたメンバーは帰っていった。




男飯かと思ったが意外にも不調な体に優しいものだった。






さとみくんもななもりさんもいたしね。




るぅとくんと莉犬くんもいたからそこまで心配はしてなかったけどもw




久しぶりにご飯を食べたからかさっきまで眠っていたはずの僕の体をだんだんと眠気が襲った。

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