すとぷりメンバー唯一の女子は男性恐怖症2

緩和42% ページ12

こ「こんなに仲間がいるのに...はなからあきらめようとするの...？



僕達は...Aにとっての何？」





涙を流しながらそう僕に問いかけるころんくん。




『仲間だと思ってるよ...。大切な...。』



ちゃんと仲間だって思ってる、分かってる、けど大切だからこそ迷惑もかけたくないし、1人で何とかしなきゃとも思ってて...。




決して...頼りないから頼らないわけじゃない...。




な「なら、迷惑かければいいじゃん？」




ジェ「俺らは頼られない方が嫌やねんからw」





莉「そうだよ!!相手が男じゃA1人でどうにも出来ないでしょ！！」







る「莉犬も弱そうだよ？」






なんて...。みんなして呑気なことを言う...。



そんなこと言われたら頼りたくなっちゃうじゃん





助けて欲しくなっちゃうじゃん...。




俯きながら下唇をかみ締めた。この人たちに助けを求めてもいいだろうか？




未だに不安で力強く握った手を膝の上に固定した。





すると俯く僕の頭に重みを感じた。




さ「悩むことなんてねぇーだろ？俺らに一言助けてっていえばいいんだよ」





さとみくんは僕の頭を撫でた。




あぁ、この声と腕は...あの時僕が振り払ってしまったものだ...。




あんなことをしてもなおさとみくんは...みんなは僕を助けようとしてくれてる。






僕が答えなくてどうするのって話だよね...。







僕は俯かせた顔を上げみんなを見て力づよく言葉にした

































『助けて...』

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