必要としてくれるなら...。2

56話 ページ32

見た時は歌っている歌を忘れそうになった。









どうしてここに？









なんですとぷりを？









って思ったけど2人が持っていたペンライトは白色だったんだ。









あと黄色。









きっと2人は俺があの時捨てた娘だと気づいてはいなくて









なんだか10年越しくらいの仕返しができた気分だった。









ライブが終わる最後のメンバーの感想の時









俺は許せない人の話をした。









復讐したいくらいの人がいると言った。









でもそれを許してあげようとも思ってなくて。









むしろ死んでも呪ってやるって思ってもいてw









でも俺がこうしてすとぷりに会えたのも、そのすとぷりに入れたのも、みんなとリスナーさんと会えているのも実質その人のおかげだから...。









もう、いっかななんて思ってて。









今日を俺が楽しく過ごせたのもその人のおかげだから。









とか言っちゃって。そんなこと昔は思うなんて思わなかったw









薄々みんなも気づいていた。その相手が誰なのか。









きっと俺を娘だと認識していないあの二人は可哀想だなんて思っているのかもしれないけど。









それでも俺は...。









『俺を、俺たちを推してくれてありがとう。ついてきてくれてありがとう！』









あなたが捨てた私をあなたは別の俺として愛してると思うと昔に戻った気分になりますねw









笑い話のようで









とても悲しくなるのはあなたが二人としていないオヤだからでしょうか？









もうどーでもいいですけどね。









お母さんだったと人と弟だった人は俺のリスナーでした。笑









これからも沢山貢いでね！なんてw

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