花のち晴れーc5なんか大嫌いー

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海斗side






次の日、愛莉は江戸川とベッタリだった。







海斗「(あやしい)」





『海斗、何見てるの？』



海斗「(人1)さんっ、もう大丈夫なんですか？」





『ええ、心配かけたわね。』





海斗「いえ、すまない守れなかった」




『海斗が謝ることないでしょ？
それより、愛莉またなにか企んでそうね』



海斗「…あぁ、怪しい。晴も怪しがっていた。」



『次は何するつもりなんだろう、愛莉、普通にしていた方が可愛いのに。』




海斗「…」




そんなとき、わたしたちは晴に呼ばれて車に乗ろうとした。





愛莉「そうだ、明日空けておいてね。音と遊ぶから。」




晴「え、」




愛莉「晴も来ていいよ、それから(人1)も」




『わたしも？』





愛莉「うん、」





晴「いいのか？」




愛莉「妹として仲をとりもったげる。」






晴「うるせぇ触んな」




ー…ｸﾞｨｯ



俺は、愛莉の腕を掴み二人きりで話した。




海斗「何を企んでる」




愛莉「…海斗」




海斗「勝手な行動は許さない」



愛莉「ちゃんと反省してるんだよ、音もさ、話してみたら案外いい子でさ、ちょっとだけ悪かったって思った。晴にこれ以上嫌われないように頑張ってるんだよ」




海斗「………」




愛莉「海斗こそ、いつまでも(人1)を片思いし続けるだけでいいの？鈍感だから気づいてないんじゃない。」



海斗「俺はいいんだ、陰で守るって決めてるから。」




愛莉「ふーん」


晴「おい、行くぞ」





愛莉「はーい」




そう言って愛莉は晴に呼ばれて車に乗り込んだ。




海斗「…やれやれ」




晴「海斗、行くぞ」




海斗「はいはい」







本人はああ言っていたが、油断ならないな。

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