22 ページ22
Aside
同僚が分担してくれてたから、休んだ分の仕事は思ったより溜まっていなかった。
それでも案の定、いつもより帰りが遅くなってしまった。
会社を出ようとしたときだった。携帯をチラッと見ると、メッセージの通知があって開いてみた。
�癲悗笋辰僂�Aちゃんよりも先に着いちゃった！まだ遅くなりそうかな？
ご飯作っておくね！キッチン借りてもいい？』
1時間くらい前にそんなメッセージが届いたけど気づくの遅くなっちゃった。
先輩「Aさん」
「あっ、お疲れ様です。」
爽やかでかっこいいと評判の先輩。一度同じチームになったことがある。
先輩「怪我 大変だったね、まだ歩きづらそうだし」
「はい…まだ少し体重かけられなくて歩きづらいんですよね」
先輩「まだ休んでほしいところだけど、Aさんいない間、けっこう寂しかったな」
「え…？」
先輩「送るよ！カバン持つからさ！」
「あ、いや大丈夫です」
先輩「遠慮しないで？そんな辛そうなのに、ほっとけないし。」
「でもっ、ほんと、悪いので…」
他の人たちは、この人をアイドルのように目の保養だとかカッコよくて優しいだとか言うんだけど。
なんか…私はその勝ち誇ったような、余裕そうな態度が苦手なのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どさんこ(プロフ) - とても面白い作品に出会えて嬉しいです！海ちゃんの可愛さが出て読んでいてワクワクしております！これからの続きも読ませて頂きます。 (2020年9月3日 18時) (
レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおゆ
| 作成日時：2019年8月4日 19時
