弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

161 ページ27

Aside









結局、私は今日お金を払わせてもらえなかった。









帰りの車は、お腹いっぱいだったから眠くなってしまった。








…だけどこんなに良くしてもらって運転してる横で寝るわけにいかない。









濱「ふふっ」







突然笑ったハマちゃんのほうを向いた。









濱「寝てええよ？」






「いや、でも」







濱「ええから。




眠いのはいつも頑張ってる証拠やと思うで？笑






疲れてるのに連れ回してもうたな、ごめんな？」








「ううんっ、全然！





というか私 普通に楽しんじゃってたし。笑」









濱「な！楽しかったよな！？」







「うん！！」








濱「今度は視察なしに行こな！」









「うん！…ん？」






濱「ん？」








運転中のハマちゃんは前を向いたまま、こっちを向いてくれなかった。









……









そしてまた月曜。









小「Aさんっ」









朝デスクにつくなり小瀧くんが姿勢を低くしてこそこそ話しかけてきた。








私もつられてちょっと態勢を低くして小瀧くんに耳を傾けた。








「おはよう、どうしたの？」








小「…今日、外にランチ行きません？」









ワクワクした顔を向けられた。









「うん、いいよ。」









小「よしっ、そんとき週末の計画立てましょっ」









「あ、うん、そうだね」









そっか、今週末は小瀧くんとの約束…。









忘れてたわけじゃないんだけどね。









なんか、プロジェクトのこともあったし落ち着かなかったから。

162ー桃→←160

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す