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231ーー訂正 ページ1

Aside









バスの2人がけの席に並んで座ると意外と狭くて体が近くて正直ドキッとしてしまった。







そんな距離感で質問をされた。







重「…帰っちゃうの寂しい?」





「そりゃぁ、ねえ?」





重「そか」





「来たときもちょっと寂しかったのかも。」






重「なんで?」






「急に大っきくなってた。心も体も。ちっちゃくて可愛くて、いい子だね〜ってほっぺにちゅーしたりしちゃってたの。




それが、よくなかったのかなぁ」







重「もしかして、好きになられたん?」







「…どうやら。」






重「なーるほどなー。その子もきっと辛かったやろうなぁ」







なんでそうなるのってちょっと不思議に思ったけど、よくよく考えてみたらそうだ。







好きな人と寝泊まりして、しかもそれが脈なしだったら…。








駿ちゃんの希望でこっちに来たとは言え、けっこう酷な夏休みになってしまったかも。








重「でも辛いときは何かを得られるときやから。




失恋とかでもさぁ、そうやない?ちょっとはよかったって思うことあるやろ?例えば知らないこと知れたとか、趣味増えたとか、教訓になったとか」







おててで指折り数えてるのがとても可愛らしかった。






そうだね。そうであってほしいな。無駄ではなかったって思ってもらえたら嬉しい。









………









駿ちゃんと過ごす最後の週末。








「駿ちゃん、起きて」






道「んん」






「今日と明日は勉強がんばったご褒美に東京観光に連れてってあげるから」






すると、ゆっくりと目を開いた。






掠れる声で、ほんまに?って口元にやけてるよ。笑

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- はじめまして!1人選べないくらいみんなに胸キュンしまくりで楽しんでます!笑これからも楽しみにしております^ ^ (2021年1月28日 16時) (レス) id: d59d17fcc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおゆ | 作成日時:2021年1月11日 20時

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