弊社、JWHDは、、、(JW全員)5

209ー道 ページ29

道枝side









4人掛けのダイニングテーブルに、Aちゃんの隣に座って
その向かいにのんちゃんが座った。









小「ん〜めっちゃうまいっす！！このAさんお手製和風ハンバーグ！！」








「よかった…」







道「好き。」







「…ん？」






道「Aちゃんの手料理っ」








「あぁ。そう？たいしたものは作れないんだけどね。笑」









のんちゃんはええ人やけど、俺とAちゃんの仲はアピールしとかな。









道「え〜、俺しばらく毎日こんなん食べれるんやろ、めっちゃ幸せやんか。」









「はいはい、明日からちゃーんと勉強見ますからね〜。」









道「まじか〜。でもええわ、Aちゃんが家庭教師ならちゃんと集中する」









小「あーそっか、みっちー受験生か」








「そう、それでうちに泊まりにきてるんだもんね？」







小「なるほどー！Aさん頭いいっすもんねー！俺も英語の翻訳手伝ってもらったときわかりやすかったし、



Aさん教えるの上手いっすよね！」








なんやねん、俺もAちゃんに先生してもらったアピールか？








…いや…こんなのんちゃんみたいな人の良さそうな大人が恋のライバルとか正直心が折れそう、ほんっまに…。









俺はご飯をかきこんだ。









「おぉ〜、いいねぇ食べ盛りは。見ていて気持ちがいいっ。いっぱいお食べ、駿ちゃん！」









小「若いって素晴らしいなー！！」








「小瀧くんだって若いじゃない。笑」









楽しそうに笑う2人を見てると、ますますお似合いで、









小「…みっちー？どした？」








「ん…？ちょっと、どうしたの、そんな目うるうるさせてっ」









Aちゃんが俺の顔を両手で包んで涙を拭おうとした。









その手をそっと払いのけた。









道「コンタクト痛い、ちょっと洗面所行ってくる」

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