弊社、JWHDは、、、(JW全員)5

195ー道 ページ15

道枝side









思いっきりスネて困らせようと思ったんやけど、








ガチっぽいトーンで、かっこいいって言うてくれたから今回は一旦許す。









道「あ、ベッド入る前にちゃんとシャワー借りたで」









オムライスを頬張りながら話すとAちゃんは思い出したように言う。









「そうだ、お布団出しとくね」









まぁ、そうよな。さすがに一緒に寝るのは緊張して寝られへんくなりそうやし。









「ん！」








Aちゃんの携帯のラインらしき通知が鳴った。









「えーと11時…。あ、そうだごめん、明日出かけちゃうの」








道「ええ！もー！なんでなん！今日やってAちゃんおらんの退屈すぎてドローン飛ばして寝るくらいしか」








「ちょっと待って、ドローン！？家の中で！？ぶつけてモノ壊したりしないでよ！？」









道「お母さんとおんなじこと言うてるわ」









「たしかに…せっかく東京来たのに家に置いてけぼりもかわいそうだな。






うーん、15時か16時には帰る、たぶん」








道「たぶんて」









「うーーーん、」









道「…俺が急に来たいって言うてもうたしな。全然、なんかしら暇つぶして待ってるからゆっくりしてき？」








「…駿ちゃん…大人になったねー！！」









向かい側から手を伸ばして頭をグッシャグシャにされた。








そう、俺が何かするとこうやって褒めて撫でてほっぺにチューしたりしてくれてたんやけどな、






まぁ小学生んときの話やけど。








でも恋に落ちるのは簡単やった。…俺の現在進行中の初恋。









「ほら、もうちょっといっぱい食べておっきくなーれ！！」









道「これ以上デカなったら日常生活に支障出てきそうや」









「違う、もっと横に大きくなれってこと〜」

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