130ー橙 ページ40
桐山side
目星をつけた木材の前でメモ帳を見ながら
携帯の電卓アプリで長さを計算。
その間、Aちゃんは木材に顔を近づけて木の匂いを嗅いでる。笑
桐「おけ!決まり!」
木材を専用カートに入れた。
桐「いつまで木ぃ匂ってんねん。笑
塗装のコーナー行きますよ〜」
「はーい」
桐「こん中から選ばなあかんのやけど…」
「えぇーペンキってこんなにたくさんあるんですか!すごい!」
桐「もともと買おうとしてたテーブルに近い色はこの辺ちゃうかなぁ」
ウォールナットやチークっぽくなりそうな塗料の前にAちゃんを誘導。
「桐山さーん、これとこれどう違います?」
桐「それはな、こっちが……」
…やっとペンキが決まり、またAちゃん家へ。
Aちゃん家は上品ないい香りが漂っていた。
マンションやから防音はわりとしっかりしてるから自前の工具を持ち込んだ。
桐「切るのは危ないから俺やるな?
あとでヤスリちょっと手伝ってくれる?」
「はい!やります!」
切って、ヤスリで削って、塗装までやって
一旦休憩。
「桐山さん本当にすごいですね!!
もう、やり慣れてますもんねっ。」
冷たいお茶を出してくれながら、めっちゃ褒めちぎってくれる。笑
「いいパパになりそうですよね〜。
子供の夏休みの工作とか、子供より張り切っちゃうタイプのパパになりそう。笑」
桐「いやぁ〜どうやろなぁ、俺もそれはわからんから
試しに結婚してみる?」
「へ…?」
桐「あははははははっ!笑
その顔っ!!!めっちゃアホヅラやで!
冗談やんっ!!」
「わっ、わかってますって!!もう!!
からかわないでください!!」
桐「あはははははっ、はぁ〜めっちゃおもろい、
顔一気に真っ赤になったで!!」
「だって、いきなり変なこと言うからですよ!」
やけど、俺は一瞬でも真に受けてくれて顔を赤らめてくれたことが嬉しかった。
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なな - もしかしておひさまですか? (2020年7月18日 22時) (レス) id: bf7117847b (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - Quuさん» お読みいただきありがとうございます!とっても嬉しいお言葉です…コロナもありますしQuuさんもお体ご自愛ください。^^ (2020年6月25日 18時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
Quu(プロフ) - 日々、更新お疲れ様です^^* 毎日、更新を楽しみに1日仕事をしてます!!!もうそろそろ主人公が恋に発展していきそうな予感(ニヤニヤがとまりません)何時でも待ってます、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。これからも応援しております^^* (2020年6月25日 7時) (レス) id: 13d4e9d2bb (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - moana823さん» お読み頂きありがとうございます!自分で勝手に決めたルールなのにムキになって気遣って頂いてしまってすみません汗。本当に励まされます。こちらこそありがとうございます…!! (2020年6月25日 5時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - しゃーたんさん» お読み頂きありがとうございます!励みになるコメントありがとうございます…スーツのWESTは神々しいです…早くあの雑誌のカジュアルフライデーの他のメンバー見たいですよね!! (2020年6月25日 5時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおゆ | 作成日時:2020年6月17日 23時