弊社、JWHDは、、、(JW全員)3

110ー青 ページ20

藤井side









藤「おはよう」







「あ、おはよう〜」








月曜、会社の少し手前の道のりでAさん見つけて週初めの朝からいい気分。









「浴衣、選んでくれて本当にありがとう。」









藤「いいえ。ほんまに似合っててよかったわ。







最近どう？」








「最近はね、今は新しいプロジェクトもないし落ち着いてるかな」









藤「なら今週どっかでご飯行こうよ。プロジェクト終わってからあんま会えへんから寂しいんやけど」









「またまた〜。笑 でも今週だったらいつでも大丈夫です」









藤「ん、よかった。じゃ、あとでラインするわ。」









Aさんて、こんなに親しみやすいのに、いまいち掴みにくくて









それは幅広く多くの人にモテてることに気づいてへんからなんやろうな。









そうやって、








またまた〜って笑って茶化してきた相手なんてたくさんいるんやろうけど









そのほとんどが、









本気で言うてるのになぁって、俺みたいに肩を落としてる同志みたいな奴らなんやろうな。









いとも簡単に想像できる。









藤「さっ、今週も頑張りますか」







「うん、頑張ろうね」









今週も、また会社の中でたまたま会えないかなって思いながら仕事頑張る。









ちょっと切ない仕事人間です。

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