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Aside
お互い名乗って軽い挨拶を交わすと、私の椅子に座ってもらい、立って後ろから画面を覗いた。
小「お疲れ様ですっ」
神「お、のんちゃん。元気?」
はい!と元気良くお返事をする小瀧さんはなんだか嬉しそう。
内勤のせいか、神山さんのネクタイは少し派手で装いも少しだけカジュアル。
神山さんは持参したパソコンを広げ、私のパソコンに繋ぐとあっという間にエラー解決してくれた。
神「今、再起動してます。
たぶん問題なく起動すると思いますけど一応完全に立ち上がったら動作確認までさせてください。」
「ご丁寧にありがとうございます。」
前の部署でもシステム部の人が来ることあったけど、ある程度決まった3人ほどが来てくれていて、
神山さんにはお会いしたことなかったな。
にしてもちょっと再起動遅いな…待っている間ちょっとだけ気まずい。
そうだ、飲み物でも買ってこよう。
ここで急いで飲み切らせるのもかわいそうだなと思い、
カップに注がれるコーヒーメーカーではなく、ペットボトルの飲み物を求めて廊下に出た。
「ちょっと失礼しますね。すぐ戻ります。」
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作者名:あおゆ | 作成日時:2020年5月31日 21時