弊社、JWHDは、、、(JW全員)1 (ページ22)

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22ー緑ページ22

神山side

「お待たせしました。これまだ使ってない綺麗なハンカチだから、よかったら」

冷たく濡らしたハンカチをおでこに乗せてくれた。

「お水もここ置いておくね？はい、ハマちゃんのお水も。

あ、あと食べられそうだったら焼きそばもあるからね。

神山くん、子守か上司の相手で全然食べれてなかったでしょ？

空きっ腹だったから余計に酔っちゃったんじゃない？」

同じ理由で全然食べれてないのはAさんも一緒やと思うのに。

のんちゃんが張り切ってお皿に取り分けた料理がAさんのところに並んでたから。

濱「ほんまに女神。ありがとうA～。

Aも食べる？お箸2膳しかないけど？」

「割り箸もったいないからハマちゃんは気にしないタイプだし私と共有ってことで、

神山くんはわからないから一応持ってきた」

濱田さん、ちょっと照れくさそうやな。

同じお箸を使うことはたしかに気にしないんやろうけど、違う意味で気にしてると思うで？

そんな2人を見てまたちょっと羨ましい。

神「僕、今食べる気になれへんくて。せっかく持ってきてくれたのにすいません。」

「いえいえ、お気になさらず。」

濱「食べたいんやけど俺もちょっと気持ち悪くて…」

そっかぁ、と言って食べ始めたAさんがちょっといたたまれなくなって、

神「じゃあ、一口だけ。僕もお箸は気にしないです。…Aさんなら。」

ちょっと打ったジャブも何にも思わんのやろうな、美味しいですよ！って普通に手渡された。

濱「あれ？シゲちゃん」

重「ハマちゃん、神山くん、チームの人ら心配しとったで？買い出しから戻らんって」

ごめーんと謝ってから、濱田さんが状況を説明してくれた。