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神山side
パイプ椅子から立ち上がって、シートを持ってベッドの脇に座った。
「えっ?」
当たり前のようにAの顔を拭こうとしたからびっくりされた。
まずったかな、ちょっと戸惑ったけど。
神「Aさん、利き手使われへんやろ?」
そしたら俺の顔をジッと見上げられた。
神「どうしたん?」
「目が…腫れてますよ?」
些細なことに気付いて心配そうな顔をしてくれるAの性格は変わらん。
美人でいろんなことよう気がつくからモテてしゃあないやろなって俺が勝手に嫉妬というか、余計な心配することもしばしばあったな。
神「俺の心配せんと自分の体のこと考えやぁ?笑
早く治して、またベッドスパやってもらいたいねんから〜」
「そうですね…ごめんなさい、しばらくお待たせすることになりますけど」
謝ってばっかり。もうそれも辛い。
「あっ、店長に、別の担当紹介……」
言葉を途中で止めた。
「…やっぱり神山さんは私に担当続けさせてください…」
嬉しくて俺も言葉が出なくなった。
神「もともとAさん以外で予約取ったことないねんから。
しかも、俺の傷んだ髪の毛の状態よく把握してくれてケアを丁寧にしてくれるし、今更担当を変えてほしいとか思わへんて。
待ってるで。」
ただ黙って頷いてくれた。
ただ、どうゆう意図で担当変えないでと言ってくれたんやろ。
少しでも何か思い出した?期待してもええかな?
「あ、自分でやります。」
俺から顔拭くシートを受け取って自分で拭いて、化粧水と乳液も自分で塗った。
今まで俺がやってあげてたことをやれなくなるのはちょっと寂しいけど、目を覚ましたことが一番嬉しいからな。
またもう少し仲良うなったらやらせてって言ってみよ。
神「お母さんももうすぐ来るって」
「え?もう母と連絡取り合ってるんですか?」
神「んー、まぁそうね、俺が泊まったなら俺が状況伝えてあげな心配しはるやろ?」
「何から何まですみません…」
……また謝った…。
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JWJUMP(プロフ) - あおゆさん» 見れました! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - JWJUMPさん» 不具合確認しました。直りましたでしょうか?ご覧頂きありがとうございます! (2019年11月4日 18時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 23からあとが見れないです!更新楽しみにしてます! (2019年11月4日 11時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - この作品大好きです!更新楽しみです! (2019年11月3日 23時) (レス) id: c3db2cf019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおゆ | 作成日時:2019年11月3日 0時