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神山side
立ち上がった瞬間、Aの右側にいた俺に
必死で左手を伸ばして俺の腕を掴んだ。
神「…ん?」
「…私も一緒に帰ります」
神「え…」
「お父さんに、歩けるようになったところ見せに来たかっただけです」
母「ふふっ。もしかして智洋くん、この子ウチに置いていこうとしてたー?笑」
父「まぁ智洋くんのご迷惑になるだろうから、置いてってもいいんだけど…」
神「いやいやいやっ。…やっぱこの状況で僕んち行っても、Aは嫌ちゃうかなって、ストレスになってまうんちゃうかなって思ってて…
さっき、実家に向かって言うてたし、てっきり…」
「帰るお家があるなら、そこに帰らせてください。」
神「…おんっ、一緒に帰ろ!」
……見送られるときに、仕事で家を開けるときは遠慮なく実家に預けてね、とAのご両親はありがたいことを言うてくれはった。
……
また後部座席に乗せて、シートベルトを閉めてあげるとき
顔が近いところで目が合った。
神「……」
「……」
神「…ありがとう。ウチに帰ってきてくれて。」
今、めっちゃキスしてしまいたかったけど。
神「……Aのこと考えたら実家がえんちゃうかって考えてたわりに、
いざ実家に向かってって言われたときちょっとショックやってん。笑
あかんな、俺。笑」
少し俯いて、ふるふると首を横に振ったAの頬を両手で包んだ。
神「行こかっ、なっ」
車を走らせると、何も話さず切ない表情で夜の景色をボーッと眺めてるAが突然発したのは、
「着いたらまず、お風呂に入ってもいいですか?」
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JWJUMP(プロフ) - あおゆさん» 見れました! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - JWJUMPさん» 不具合確認しました。直りましたでしょうか?ご覧頂きありがとうございます! (2019年11月4日 18時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 23からあとが見れないです!更新楽しみにしてます! (2019年11月4日 11時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - この作品大好きです!更新楽しみです! (2019年11月3日 23時) (レス) id: c3db2cf019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおゆ | 作成日時:2019年11月3日 0時