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神山side









思わず固まる。心臓はうるさい。









神「もしかして、何か思い出した?」






「…いえ、ごめんなさい。その呼び方をお願いするってことは、そうやって呼んでたのかなって」








あかん、今、期待してもうた…あせらしたらあかん。









「ちょっと照れくさいので、その…」






神「もちろん、今すぐにとは言わへんよっ、ゆっくり。慣れたら呼んで?」









「はいっ。」









もう一度、Aの携帯に向き合う。









神「うーーん、これあんま間違えたらロックかかってまうんやろー?

どないしよか…」









Aも、銀行のキャッシュカード、クレジットカードの暗証番号とかそれっぽいものは試したらしい。









さっき、5分ロックかかった言うてて検索したら、どうやら7回くらい間違えたんやな。









…もしかして。









神「…試してみてもいい?」





「はい。」









2人の付き合った記念日を入れた。









神「……あ」









画面には15分後にお試しくださいの文字。









神「ほんっまごめん…」









Aを見るとちょっと笑ってる。









「何か思い当たる数字だったんですか?」






神「…うん」






「教えてくれない…んですか…」









とっさの嘘。









神「お店の電話番号の下4桁…」







「絶対ないですよそれは。笑」







神「せやんな、、ごめん…」








15分待たなあかんし、付き合った記念日入れるとかちょっと自惚れすぎたかなって


なんかいろいろ申し訳なくなってきて、ちょっと沈黙になった。









「あの…」





神「ん?」





「……」







布団をキュッと握ってモジモジしとる。








神「どした?」






「あ…えっと……その、まだ今日、ドライシャンプーやってなくて…」







嬉しかった。俺にお願いしてくれることが。









神「あーそや!待ってる間にやろな!」









…髪をとかしながら、Aの話を聞く。









「明日からリハビリらしいです。」





神「おー、そか!よかったな、ずっとここにおるんもつまらんやろうから、ちょっと気分転換になるといいなあ」








「歩き方忘れてたらどうしよう」








神「横でお手本しよか?笑」







「お願いします。笑」

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JWJUMP(プロフ) - あおゆさん» 見れました! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - JWJUMPさん» 不具合確認しました。直りましたでしょうか?ご覧頂きありがとうございます! (2019年11月4日 18時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - 23からあとが見れないです!更新楽しみにしてます! (2019年11月4日 11時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - この作品大好きです!更新楽しみです! (2019年11月3日 23時) (レス) id: c3db2cf019 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおゆ | 作成日時:2019年11月3日 0時

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