Ⅰ 緑谷さんはええ人 (ページ25)

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#07 ※ ページ25

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※原作丸々コピペのシーン含みます

出久side

金澤さんと喋りながら歩いていると、後ろから肩を掴まれた。

飯｢指は治ったのかい？｣

後ろを振り向くと、そこにいたのは飯田くんだった。

出｢わ！飯田くん…！

うん、金澤さんとリカバリーガールのおおかげで…｣

飯｢金澤…そちらの女性か｣

『あっ、初めまして！

1年D組、普通科の金澤Aと申します！』

飯｢普通科の生徒か！俺は1年A組、ヒーロー科の飯田天哉だ｣

お互いに礼儀正しく挨拶をして、すぐに打ち解けたみたいだ。

飯｢しかし、相澤先生にはやられたよ

俺は｢これが最高峰！｣とか思ってしまった！

教師が嘘で鼓舞するとは…｣

『えっ！？初っ端から先生がウソついたんですか？』

出(飯田くん…怖い人かと思ってたけど、真面目なだけなんだ)

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？｢おーい！｣

3人で歩いていると、また後ろから声がした。

｢駅まで？待ってー！｣

こっちに小走りで向かってくる声の主は、麗日さんだった。

飯｢君は∞女子｣

出(∞女子！！)

茶｢麗日お茶子です！

あれ？そこの女の子は…｣

『普通科、1年D組の金澤Aです』

茶｢よっ、よろしくお願いしますっ！

同い年なんだし敬語なんて堅苦しいなぁ～(笑)

み～んな、もっとフレンドリーにいこうぜっ！！｣

『ふふっ、せやね！

ほんなら、みんなタメ口で喋ろ！』

茶｢おおっ！関西弁！地元近いんかなぁ！？｣

『そうなん！？私大阪やねんけど…』

茶｢私、三重県だよ！割と近いね！｣

『えっ！もしかして一人暮らし組！？なぁなぁ、お茶ちゃんって呼んでいい！？

仲間おってバリテンション上がんねんけど！』

茶｢もちろんいいよAちゃん！

一人暮らし、節約しなきゃだよねぇ…｣

『ほんまそれなぁ…』

金澤さんはすごいや

僕のときもそうだったけど、初対面の人ともすぐ仲良くなれちゃうんだ。

2人の会話を聞いてるだけで、僕まで楽しくなってきた。