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つらつらと自身の作戦を喋る男
海軍として内容を捉えながらもこの男の素性を考えてた
この部屋に来てやっと男の顔が見れた
思い出した、ウエストブルー出身
コブラ・ジフ
懸賞金__1億5000万
名の通り、蛇の様な男だ
シュッとした輪郭に
長く細い目
その瞳は黒く濁っている
コビーくんの瞳の黒とは違う…
あっ、コビーくん大丈夫かな
急に心配になってきた
まぁ、大丈夫か
コビーくんちゃんと強いもん
この男どうしよ…
奴の目に映ってる以上、下手に動けば拘束される
とりあえず、機会を伺うしか
『…ッ！？』
え、なんでいるのよ
早くない？？
彼は、シーッと人差し指を口元に持っていった
いや、分かるけども、静かにするけども
ねぇねぇ、コビーくん
戻ってくるの早すぎない？？
私のいるところからジフを挟んで反対側の窓に
コビーくんがいた
コビーくんは、静かに部屋へと入り
こちらへと進んでくる
『ねぇ、ジフ？』
「なんだ」
『貴方、他に仲間はいないの？』
「はっ、俺は強いからな、ここは俺だけで任されている」
『ふーん』
「俺に興味でも湧いたか？」
『ううん、仕事ですもの』
ﾊﾟﾘｰｰﾝｯ!!!!!
後方で音がしたと思えば
床には金色の破片が散らばっていた
その瞬間、鎖は消え体も自由に動く様になった
『よしっ！ないす！コビーくん』
「僕も遅れてしまって申し訳ないです！」
『コビーくんが無事で何より！！
てか、なんで服は戻らないのよ！！』
服が戻らないのでメリケンサックがないが
この際仕方がない
今のうちに仕留めてしまおう
右手を振り上げ、勢いよく
相手の顔面に振り下ろす
男は吹っ飛び、壁に後頭部をぶつけ失神
『案外楽勝ね、こんなのが1億5000万なんて…』
「いや、Aさんが強すぎるのでは」
『コビーくんも杖壊してくれてありがと』
「いえ！あ、あの、これ、着ててください」
こちらを見てボンッ！と頰を赤らめたと思えば
着ていたジャージを渡してくれた
あ、そいえばこんなの着てたな
頰を赤くするコビーくんが可愛い
『ふふ、どーお？似合ってる？』
茶化す様に、服を見せびらかす様にくるりと回れば
もっと顔を赤くする
「〜〜〜ｯ!!似合ってますよ！！！
でも、僕じゃない男が選んだ服を着てるのが嫌なんです！
いいから、これ着てください！！！」
『！…わ、わかったから』
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りり - コビーのことすごい好きなのかな。。私もコビー大好き。次も楽しみにしてます。 (2022年12月19日 20時) (
レス) @page1 id: 856cad5503 (このIDを非表示/違反報告)
チトセ - 凄く面白くて、ワクワクするので続きがめっちゃ楽しみです！！ (2022年10月2日 19時) (レス) @page20 id: 11d333baeb (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ(プロフ) - 神作品の予感がプンプンしていたので見にきました。そしてこの作品のおかげで楽しみが一つ増えました😇。応援してます！！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page2 id: 9898b37776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はにーちゃん | 作成日時：2022年9月20日 2時
