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｢あ、あんた達！シャボンディにいた奴ね！！｣
『･･･』
｢子供たち閉じ込めたのはあんたらね！？
外道！この子達は返さないわよ！｣
一瞬お互いの時が止まったものの、
いち早く状況を把握したらしい麦わらの一味の女が言う。
彼女は泥棒猫"ナミ"だったか。
ものすごい勢いで怒っている様だけど、
その子供達は"マスター"の実験に使われているだけで私たちは全く関係ない。
濡れ衣をきせるのはやめて欲しい。
『心外ね、子供なんて知らないわよ。
そんな趣味あるわけないでしょ』
そんなことより、そもそもこの建物内にどうやって侵入したのか。
さっきの海軍が言っていたことと関係している様だし、
何だかとっても面倒臭い事に巻き込まれているのでは無いだろうか。
この一味のやる事は本当に理解できない。
隣のローの表情もこころなしか不機嫌だ。
.
｢･･･！！
どこの極悪人かと思えばてめェはスモーカー！！
そしていつものカワイコさーん♡って
･･･うぉぉぉ♡真後ろに美女ぉぉ♡｣
彼はたしか･･･黒足のサンジ。
目をハートにしながら近づいてくる姿に、
二年前のシャボンディ諸島で追いかけ回されたのを思い出す。
その後ローがありえないくらい不機嫌になった苦い思い出付きだ。
ただでさえ面倒なこの状況に加え、
またそうなるのはかなり面倒だから近づかないで欲しい。
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『･･･そんな事より、目の前にいるのは海軍と七武海よ。
あなた達大丈夫？』
いつもなら先陣切って相手を挑発するローが、
何故か何も言わないので代わりに私が声をかける。
「･･･まずい！」
「戻るぞおめェら！！」
その言葉にようやく自分たちの身の危険を察したのか、
血相変えて中に戻っていった。
｢･･･いるじゃねェか。何が二人だ｣
｢･･･いたな。今驚いてる所だ｣
明らかに不審がるスモーカーに対して、
やっと言葉を発したローは確実に不機嫌だ。
でもきっと、ローが黙っていたのはただ驚いていただけじゃない。
この顔は何か企んでいる時の顔だということは、見れば分かる。
『面倒な事持ち込んでくれたわね、麦わらの一味。』
あぁ、ローがこの顔をしている時は私ですら止められない。
彼らがローのやる気スイッチを押してしまったらしい。
ここは大人しく離れておく。
｢"ROOM"＿"タクト"｣
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
