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_数ヶ月後






私たちがここにきて何ヶ月経っただろうか。









そろそろここでの偵察も終わりかと思った頃、


珍しく外が騒がしいことに気がついた。





そろそろこの島を出るというのに、


ローはまた問題を起こして・・・。








『ロー、何したの?』







当然彼が何かしたのだと思い尋ねるが、

その表情から察するにどうやら犯人は別の人物らしい。









「厄介な奴らが入り込んだ、行くぞ。」









が、どちらにせよ楽しみな事には変わりない。





愛する彼と共に過ごせることに不満はないが、

こうもずっと同じ生活というのも飽きてしまうものだ。







私はワクワクする気持ちを抑えながら、騒がしい方へと進むローの後に続いた。









.



_ギギギ







「お、開いた」




「観念したか!海軍様だァ!!」









騒がしい入口の前に着き、ローがその扉を開けると


見えたのはMARINの文字。






厄介な話だ、海軍がわざわざこんな所へ。

なんの用があるのか。





ローの後ろから外を覗くと、

当然ながら沢山の海軍の姿があった。



そして、その先頭に立つ男を私は知っている。






「おれの別荘に何の用だ、白猟屋」






そう、海軍で白猟屋といえば私はスモーカーしか知らないが


彼は今、G5とかいうゴロツキ集団を仕切っていると聞いている。


なぜここにいるのかは分からない。









「ここは政府関係者も全て"立ち入り禁止"の島だぞ、ロー」





「じゃあ・・・お前らもだな」







スモーカーの言葉にニヤリとした表情で反論するローに見とれつつ、

彼の前に出てみる。








『スモーカー達こそこんな所に何しに来たのよ』






単純な疑問をぶつけてみるが、

海軍は私が居ることに驚いている様子。




彼らの表情からして、まともな返事が返ってくるとは思えない。









「A・・・お前もいたのか」





『なによスモーカー、当たり前でしょ。

私がローと離れるなんてありえないと思わない?』









そう言いながらローの腕に絡む。



その時にグッと抱き寄せられるのもいつもの事。









「そういうことだ、それで用件は何だ」









そのまま改めてローが声をかけると


スモーカーは呆れた表情のまま、突然電伝虫を再生した。

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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(><)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります!ありがとうございます!最後まで頑張ります! (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます!物語も最高です!これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです! (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いのぺい | 作成日時:2019年9月7日 15時

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