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かすかな窓の隙間から光が差し込む。
本来なら目覚めの良い朝を迎えるはずが、
今日はそうもいかない。
というのも、
昨夜なかなか寝かせてもらえなかったおかげでかなり寝不足なのだ。
それでもチカラを振り絞り何とか体を起こす。
最も、その原因である彼は
今も隣で気持ち良さそうに眠っているのだけど。
私は痛む腰を気遣いながらその辺に散らばっていた服を着て
スッキリするためにシャワー室へ向かった。
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『･･･』
特有の身体の怠さを感じながらシャワーを浴びていると
いきなり閉めていたはずのシャワー室の扉が開く。
しかし犯人は分かっているため大して驚くことも無い。
『どうしたの？』
「･･･」
扉からのぞくのはもちろん、
目の下に大きな隈を作り不機嫌そうな顔をした愛しい彼。
本来なら一人の女として恥ずかしがるべきだけど、
生憎シャワー室を勝手に開けられるのは初めてではないため慣れてしまった。
｢･･･おい、勝手に居なくなるなと何度言ったら分かる｣
口を開いた彼は声のトーンから機嫌の悪さがうかがえるが、
私はそんなことに動じるほどヤワな女ではない。
いちいちこんな事に怯んでいるようでは、死の外科医の彼女は務まらないだろう。
『気持ち良さそうに寝てたじゃない。
もう出るから向こうに行ってて』
そう声をかけるが、その言葉に明らかに顔を歪ませた彼は
納得いかないのかその場を離れない。
『･･･はぁ』
本当はもう少しゆっくりしたかったが仕方ない。
ずっと不機嫌な彼を無理やりシャワー室の外に出すと、
私もバスタオルに身を包み素早く服を着た。
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
