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.
｢A！A！｣
戻りつつある意識の中で
ナミちゃんの声が聞こえた
『･･･ナミ･･ちゃん？』
目を開けると黒足のサンジの姿をしたナミちゃんが目の前にいた
.
｢子供達は連れていかれちゃったみたいだけど
ここにいる茶ひげっちが一旦みんなの所まで連れてってくれるみたい！｣
よかった
ナミちゃんも長鼻くんもボロボロだけどなんとか無事だったようだ
子供達の事はみんなと合流してから考えよう
それにしてもあちこち痛いしなんだか声も出しづらい
またローに怒られてしまうなとあの不機嫌そうな顔を思い出すと
張っていた気が楽になってなんだかホッとした
.
『茶ひげ 乗せてもらってごめんなさいね
みんなの所までよろしく』
そう声をかけて三人で背中に乗せてもらう
.
と、そこで長鼻君の声で後ろの異変に気づく
｢あの気味の悪い色の煙！！
もうすぐそこまで来てる！｣
振り返れば紫色の煙
あれは確実に猛毒だ
巻き込まれれば即死だろう
.
私たちが茶ひげの背中に掴まり必死に逃げている中
同じように煙に追われるものが目に入った
『なにかしら･･･』
考えているといきなり茶ひげが声を上げた
｢いてェ〜〜〜！しっぽを噛まれてる〜！！｣
追われていたのはこのドラゴンか
よく見るとローが斬ったサムライや
ナミちゃんの姿の黒足のサンジ達もいた
.
しかし今はそんなことを考えている場合ではない
前に見えていた建物への入口のシャッターが閉まっていく
あれが閉まったら逃げ道はない
｢閉め出される〜〜 おれ達死ぬんだガスで〜〜！｣
｢開けて〜〜！私達も中に入れて〜〜！｣
ナミちゃんと長鼻くんが叫ぶ
｢そのまま走れ 茶ひげ！！
突っ込むぞ！！｣
すると同じくドラゴンに掴まっていた海賊狩りのゾロがそんなことを言う
もうダメかもしれない
覚悟を決めたその時
突っ込んだ勢いでシャッターをぶった斬った剣士二人
扉をぶち破りそのまま中に入ると
そこに居た海軍達がぶった斬った穴を必死に塞いでくれた
『何なのよあんた達
無謀すぎる』
いくら助かったからといって
この破天荒さには正直ついていけない
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
