薄桜鬼 “光の力”を使う少女9

★第77話★ 綱道の行方2 ページ12

1日が過ぎ...

千:「（人1）、本当に行くのね？」

（人1）:「あぁ。早く倒さないと、新たな犠牲者が増えるからね。」

千:「そう...」

と、千姫は（人1）を心配そうな眼差しの目で見ていた。

（人1）:「(ｸｽｯ)大丈夫だよ。私1人だったら、どうなってたかは分からないけど...でも、今は総司が居るから。安心出来るよ。」

総司:「！？/////」

千:「そう...ｗｗｗ 分かったわ。気を付けてね。」

君菊:「綱道は、恐らく大量の羅刹を引き連れていると思います。」

（人1）:「流石は君菊さん♪行動が早いね！！」

そして...

（人1）:「じゃぁ、行くね。」

千:「気をつけて。」

千姫の言葉を聞いた（人1）は、ｺｸﾘｯと首を縦に振った。そして、沖田の手を取り、綱道が居る場所へと歩き出したのだった...。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新政府軍に見つからない様にする為、（人1）と沖田は視界の悪い森の中で移動を行っていた。その方が、こちらにも有利になるからだ。

そんな、ある日の夜...

（人1）:「ねぇ、総司。総司は皆とどういう風にして出逢ったの？」

総司:「何？急に...。」

（人1）:「何となく気になってさ...。私が知っているのは、総司が“新選組1番組組長”になってからの話し。...もし、嫌な事を思い出させる様なら聞かないけど...。」

と、（人1）はそこで口を濁らせた。

総司:「(ｸｽｯ)大丈夫だよ。...そうだなぁ...どこかは話せば良いのかな...。」

と、沖田は夜空を見上げて何かを思い出しているかの様な感じに（人1）は思えた。

総司:「僕が近藤さん達に出逢ったのは...」

★第78話★ 沖田の過去 沖田side→←★第77話★ 綱道の行方

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す