第四十二話 ページ44
ロー「お前ら！！何をしている！！」
自分の部屋に行って調べ物をしていたローが騒ぎを聞きつけて医務室に入ってきた
目の前にいたのは、顔がパンパンに腫れて鼻血を出しているルフィと、吐血をしているAだった
ナミ「トラ男くん！！Aちゃんが急に血を吐いちゃって…！！！」
ロー「ッチ…お前ら、けが人がいるのに何してんだ！！」
命の危機にあったAが目を覚ましたと思ったら吐血しているなんて状況を見たら、医者として黙っていることが出来なかった
ローはその場いる全員に叱責の言葉を飛ばす
ロー「お前ら全員この場から消えろ」
そして、怒りの頂点に達した
誰も返事をしない…あまりにも殺気がありすぎて誰も返事ができなかった
ロー「早く消えろ…！！！」
一言で、全員を部屋から追い出した
「っ……！！」
ロー「…喉の傷口が開いただけだ、慌てるな」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ロー「…待て麦わら屋」
ルフィ「…なんだ」
ロー「アイツに何をした」
ギロリと鋭い眼光でルフィを睨みつける
ルフィ「…仲間を失う悲しみを、教えただけだ」
ロー「それだけか？」
ルフィ「…あぁ」
ロー「…今回だけ、許す。だが次コイツに何かしたら」
ルフィ「…同盟は解消か？」
いつもは察しが悪いルフィも、流石に今回のは度が過ぎたと多少の反省を感じている
ローも、ルフィの思わぬ返答に少し驚いたが、まだ許しているつもりはなく、そっけない返事をした。
ロー「あぁ」
ルフィ「…分かった、約束する。悪かった」
ナミ「！！ちょっとルフィ…！！」
ルフィ「俺らは、Aが回復するまで会うのを禁止にする…悪いが頼んだ、トラ男」
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月6日 17時
