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夜更かしさんと占い師 ページ21

ちなみにサバイバーで一番好きなのは心眼ちゃんです。
書いてる途中に迷走しましたけれども占い師くんとの話。

______


『……ねむ。』

瞼を擦りながら、小さく呟く。
朝日を見ることにしたのはこれで何回目だろうか?
…別に、ストレスだとか、そういうものが原因な訳じゃない。と、思う。…多分。
毎日の様にゲームへ赴いて、殴られて、吊られて。
痛みは感じるけれどゲームが終わってしまえばそこに傷は無い。

…元々痛覚の鈍い私には関係の無い話だけれど。

コンコン、と控えめにノックの音が聞こえる。夜も深いこの時間に、一体誰が訪ねてきたんだろう?

「…やっぱり、まだ起きてたんだ。」
『んぇ…?』

私が返事をする前にその扉を開いたのは、占い師_____イライ・クラークだった。

『……もうこんな時間だよ?』
「…Aこそ、もうこんな時間だよ。」
『…君のそういうとこ、きらい。』

光は卓上のランプしか無く、彼の顔をハッキリと見ることは出来ない。

「…眠れないのかい?」
『…寝てないだけだよ。』

全てを見通しているような彼との対話が、一番嫌いだ。

「…エミリー先生から貰った薬は?」
『……なくなった』
「……。そっか。」

それじゃあホットミルクを作ってくるよ。
そう言って、私の部屋に備え付けられている冷蔵庫からミルクを出して、寒い廊下を歩くのが嫌でつい最近荘園主に頼み、貰ったコンロでミルクを温めた。

『……なんでこんな時間に私を訪ねてきてるのさ』
「忘れたのかい?私は"占い師"だよ。」
『は?』
「…エミリー先生から頼まれたんだよ」
『……そう。』

…彼の言っていることがよくわからない。エミリー先生には私から頼んで誰にも教えないで、と言った筈なのに。…教えたのかな、本当に。

「…どう?眠くなってきた?」
『…ぜん、ぜん?』

全然眠くないはずなのに、私の思いに反して瞼はゆっくりと閉じていく。

『ぅ…?』
「…あんまり無理しないで。」
『…むり、なんて、して…ないっ。』

眠るのは嫌だ。寂しい。怖い。置いていかないで。寒いよ。ひとりはいやだ
ぼやけて、彼の姿も見えなくなってきた。

「…。」

あたたかい手のひらで頭を撫でられて、あたたかい部屋の中でぽかぽかと心もあったかくなって、今度は自然と瞼が閉じていく。

「……おやすみなさい。良い夢を。」

その言葉を最後に、私の意識はぷつりと途切れた。

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結城@ハスター教信者(プロフ) - 初コメ?失礼します!監視者の話泣ける・・・うぉぉこれから監視者の事どう見ればいいんだ!!こんな悲しい監視者の日記見ると監視者を植えれない泣き監視者・・・今まですまんかった!いつも面白く見てます!コメント失礼しました。 (5月19日 17時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - とても好きです尊みがしゅごい…これからも楽しみに待っています! (10月3日 0時) (レス) id: 23ad3e01ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:からす ここあ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月1日 0時

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