私の姉はお医者さんPart57 (ページ26)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:10,605 hit

ナースステーションページ26

佐江side

由紀ちゃんを病室に戻して、
由紀ちゃんが眠りについてから仕事に戻った。

佐「お疲れ様でーす。・・・お､､､まだ昼か。(驚)」

梅「お疲れ様です〜。戻りましたー。」

佐「外来お疲れ様ー。」

梅「佐江ちゃんもお疲れ様。今戻ってきたとこ？」

佐「そう。ついさっき由紀ちゃんの検査が終わって。」

梅「思ったより早かったね。結果は？どうだった？」

佐「今、優子が確認行ってるとこ。」

梅「あ、そっか。・・・優子､､､大丈夫かな・・・(ﾎﾞｿｯ)」

佐「・・・え？」

梅「あ、ううんっ。こっちの話。(汗)」

佐「そう？」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ・・・はぁー､､､もどりましたぁ・・・」

バインダー片手に疲れた様子の優子が戻ってきた。
もう片方の手にはPHSが握られてる。

佐「優子お疲れーい。由紀ちゃん、病室に戻ってるよ。
・・・結果は？どんな感じだった？」

優「佐江ちゃんお疲れ・・・(笑)
あぁ､､､ｹﾞﾎｯ、由紀のこと、ありがとね。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
結果ねぇ・・・これ。・・・まちがいないと思う。」

佐「いえいえー。
どれどれー・・・？あー・・・これかぁ・・・」

梅「どうだった？」

佐「これこれ・・・・・・」

梅「あーーー､､､(苦笑)」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､今の、段階で、だけど・・・ｹﾞﾎｯ、
脳脊髄液減少症で、間違いないな、って､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」

佐「明日。24時間後でもう1回撮ってみてだけど。
これは間違いないだろうなぁ・・・」

梅「画像見ても漏れが確認できるし､､､ね｡｡｡」

だよねぇ､､､って呟きながらデスクに腰掛けて、
カルテを更新し始めた優子がまた溜め息をついてる。

佐「優子。何かあった？疲れた雰囲気纏ってるけど。」

優「はぁ・・・え､､､？ぇ・・・そう､､､？(汗)」

梅「なに。大丈夫？お昼だし、休憩行く？(撫)」

優「え､､､大丈夫だいじょうぶ・・・(笑)
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､ちょっと、仕事、入っただけだから､､､」

梅「もぉー､､､無理しないでよ､､､？(撫)」

佐「あと、ちゃんと由紀ちゃんにも顔を出すようにね。
あんなに検査を頑張ってくれたんだから。」

優子の言う仕事が入っただけ。は、
完全に厄介な類の仕事だからね。出来る医師は可哀想。