私の姉はお医者さんPart42 (ページ10)

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病状説明ページ10

みなみside

看護師の人に連れられて病室に入ったら、
ドラマでしか見た事ない量の機械類に囲まれて、
息をしてるかも分からない状態の優子が眠ってた。

み「うぅ､､､ぅっ・・・ゆぅ、ちゃん､､､(ｳﾙ)」

優「・・・・・・・・・・・」

み「ゆうちゃんっ､､､ｯｸ、ゆうぢゃぁんっ､､､！
おぎでよっ､､､！ねぇっ､､､！ねえってば！(ﾕｻｯ)」

陽「わっ、みなみっ､､､ゆ、揺らさないでっ。(汗)」

み「だんでっ､､､！」

陽「そ、挿管してるのっ。
揺らしたら危ないからーっ､､､！(汗)」

み「うぅっ､､､ｯｸ、ｯｸ・・・はぁはぁっ､､､
はるちゃんのせいだ！はるちゃんが悪い！
はるちゃんが､､､はるちゃんがゆうちゃんを､､､！」

優子を・・・私の大好きなお姉ちゃんを､､､！
こんなの、まるで、生きてないみたいじゃんっ！

陽「ごめん、みなみ・・・ごめんなさい。」

み「ごめんてなに､､､！ごめんて､､､！ｯｸ､､､
ﾋｯｸ・・・ゆ、ちゃ､､､も、治らないの､､､？
もう､､､もう、起きてくれないのっ・・・???」

陽「みなみ・・・」

み「何とか言ってよ､､､！はるちゃん！
はるちゃん、お医者さんでしょ､､､！」

陽「優子のこと伝えたいから、別の部屋行こう？
そこにまりちゃんも来てくれるはずだから。」

〜廊下〜

み「ゆうちゃん・・・どうなっちゃうの､､､？」

陽「どうにもさせないよ、もう、これ以上。
ちゃんと、私も、頑張るから・・・」

み「頑張って・・・頑張って頑張って、
頑張ったら・・・絶対に、良くなる???」

ってはるちゃんに問いかけてたら、
病状説明室って書かれた部屋に到着した。

〜病状説明室〜

陽「もう少しでまりちゃんも来ると思うから、
みなみ、そこに座ってていいよ。」

み「う、うん・・・
・・・ねぇ､､､これ、これってなに？」

陽「それは優子の肺のレントゲン画像と、
胸部と頭部のCT検査の画像。」

み「・・・じゃあ、これは？」

陽「それは血液検査とか、
他にもやった検査の数値をまとめた資料。」

み「いっぱい、検査したの？」

陽「色々と調べないといけなくて､､､」

み「そんなに、状態、悪いの???」

陽「ごめんね､､､(汗)」

画像も数値も見ただけじゃよくは分からないけど、
空気で伝わってくる、只事じゃないんだね､､､