私の姉はお医者さんPart42 (ページ48)

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報告ページ48

佐江side

由紀ちゃんの発作は無事に治まったけど、
発作が続き過ぎてるからはるちゃんに報告する事にした。

佐「ごめん、少し席外すね。」

梅「あ、うん。どこか行くの？」

佐「はるちゃんに由紀ちゃんのこと伝えてくる。」

梅「うん､､､よろしく。」

佐「はるちゃん、優子のとこに居るよね。」

梅「そうじゃないかな。」

佐「だよね。じゃ、少し頼んます。」

梅「はーい。(笑)」

〜数分後・ICU〜

佐「あ、はるちゃん居た・・・」

──トントン､､､ガラガラ､､､

佐「はるちゃんお疲れ。」

陽「あ、佐江ちゃん。お疲れ様。」

佐「優子、まだ厳しそう？」

陽「うーん､､､頑張ってはくれてるんだけどね｡｡｡」

佐「そっか・・・」

初療した時の状態のまま管と機械に覆われて眠ってる優子。
バイタルに少しの回復は見られるものの・・・

佐「体温、41.5℃・・・か｡｡｡」

陽「うん､､､(汗)」

佐「少し報告なんだけど､､､」

陽「ほうこく???」

佐「由紀ちゃん。」

陽「うん・・・？」

佐「優子が倒れてから発作の回数が増えてて､､､
特に、夜の発作が多くなってるんだ。」

陽「由紀が？(驚)」

佐「優子がこうなっちゃって、
かなり由紀ちゃんもダメージ喰らってるんだと思う。
ご飯残す量が増えてたり夜も泣いて眠れなかったり・・・」

陽「そうだったんだ・・・(驚)」

佐「治療の吸入は頑張ってくれてるし文句も言わないの。
けど、無理はしてるのは確かだと思うんだ｡｡｡」

優子が居れば逃げて怒られたり嫌味言いまくったり、
それで由紀ちゃんの精神が保たれてたのは事実だろうし。

陽「ごめん、そっちまで頭が回ってなくて､､､(汗)」

佐「優子が危険なんだもん。仕方ないよ。」

陽「由紀にも会いに行くようにするね。」

佐「それで、少し提案なんだけど､､､」

陽「提案???」

佐「息抜き、どうかなって・・・
由紀ちゃんにその旨、伝えてみてもいいかな？」

陽「学校にも行けてないしね・・・
ごめん､､､由紀のこと、お願いしちゃってもいいかな､､､」

佐「もちろんっ。(微笑み)」

陽「ごめんね､､､(汗)」

佐「ううんっ。由紀ちゃんの事は任せて。(笑)」

これで由紀ちゃんが少しはリフレッシュ出来るといいな。
優子の頭をそっと撫でてから職場に戻った。