私の姉はお医者さんPart41 (ページ44)

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診察2 ページ44

優子side

今までを思い返してみても、
由紀が聴診器に興味を示した事ってなかった様な､､､

由「・・・・・・・・・んー・・・(汗)」

優「何か聞こえた？」

由「・・・なんか、色んな音がする・・・(汗)」

優「あはは、そりゃそうだよ。(笑)」

由「え・・・そうなの???」

優「当てどころじゃないかな。
あとは慣れだろうね。(微笑み)」

由「そっかぁ・・・」

優「簡単に聴き分けられたら、
誰でもお医者さんになれちゃうでしょ？」

由「そうだけど・・・」

優「由紀もお医者さんの勉強をすれば、
いずれは色々分かるようになると思うよ。(微笑み)」

由「ふーん・・・」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､でも、楽しかった？」

由「うーん・・・まぁまぁかな｡｡｡(苦笑)
・・・はい、ゆうちゃんありがとう。」

煮え切らない表情をしながらも、
私の肩に聴診器を掛けてくれた。

優「でもなんで急にやりたくなったの？」

由「えー・・・(汗)」

優「言いたくないならいいけど､､､」

由「ゆうちゃん、咳してるから・・・
大丈夫なのかなぁ・・・って、思って､､､」

優「なに、そんなこと？(笑)」

由「だって､､､(汗)」

優「心音を聴こうならまだしも、
そんな細かいこと、分からないって。(笑)」

由「気になっちゃったんだもん｡｡｡」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎ・・・でも、心配してくれたんだね。
ありがとう、由紀。(微笑み)」

由「ほら、咳してるじゃん・・・」

俯き加減でボソボソ喋ってる由紀。
なんて可愛くて愛らしい妹なんだろう｡｡｡(微笑み)

由「ゆうちゃん、無理しないでね・・・？
ゆうちゃん、辛かったら、休んでね・・・？
私・・・他の先生でも、頑張るよ・・・？(ｳﾙ)」

優「ありがとう由紀。
気持ちだけ受け取っておくね。(微笑み)」

由「・・・(ｳﾙ)」

優「大丈夫ーっ。(笑)
じゃあまた後でね、バイバイ。(撫)」

由「・・・(ｺｸﾝ)」

〜廊下〜

？「あーっ！優子先生っ、ちょっと！」

優「あ、れいにゃん。どうしたの？」

れ「ちょっと来てくださいっ、大変なんです！」

優「わかったから落ち着いて､､､(苦笑)」

廊下に出た途端、駆けてきたれいにゃん。
やっぱり働いてたら休む暇は無さそう。(汗)