私の姉はお医者さんPart41 (ページ15)

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怒り2 ページ15

由紀side

ゆうちゃんは優しい人だから何も言わないけど、
私は寛大になんか生きられない。

由「もうゆうちゃんに触れないで！
同じ空気だって吸って欲しくない!!
麻友とももう絶交だから!!視界に入ってこないで！」

横「ゆ、由紀､､､お、落ち着いて､､､(汗)」

加「そ、そうだよ､､､(汗)
悪気があった訳じゃないんだし、
なにもそこまで言わなくてもいいんじゃない､､､？」

由「人が1人死にかけたって言うのにっ、
それが私のお姉ちゃんだって言うのにっ、
なにみんなっ！人殺しの味方に着く気っ!?」

加「い、いや、だから､､､その､､､(汗)」

由「信じらんない！
みんなっ、そんな奴だと思わなかった!!だっ嫌い!!」

──ガラガラ!!

『ゆ、由紀､､､!!』

みんなに呼ばれたけど、
言いたい事だけ言って病室を飛び出して廊下に出たら
一気に涙がこぼれてきた・・・

〜廊下〜

由「ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・
ﾋｯｸ､､､うぅ､､､うわぁぁぁああん､､､！」

？「あれっ、由紀ちゃんっ。
そんなに泣いちゃって〜､､､どうしたの〜???」

由「うぅ､､､ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・さぇ、せんせぇ､､､」

佐「どうしたのー由紀ちゃん。
ベッドに入ってないと体冷えちゃうよ〜？(撫)」

由「うぅ､､､さえせんせぇぇぇ､､､！
ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・うわぁぁぁああん､､､！(ﾀﾞｷｯ)」

佐「おっと､､､(汗)
よいしょ・・・1回病室に戻ろうね・・・(撫)」

由「うわぁぁぁぁあん､､､！ﾋｯｸ、ｯｸ､､､」

佐「よしよし、大丈夫だからね〜・・・(撫)」

私を抱き上げて歩き出した佐江先生。
言いたいことをいっぱい吐き出せたのに、
胸が痛いし無性に涙も止まらない・・・

〜病室〜

佐「よいしょっと・・・はい、到着〜。(笑)」

由「うぅ､､､ﾋｯｸ、ｯｸ・・・」

佐「どうしたよー号泣しちゃって。(笑)」

由「うぅ､､､うわぁぁぁぁあん､､､」

佐「嫌なことでもあった???
気に食わなかったり、イライラしちゃった???」

由「うわぁぁぁぁあん､､､ﾋｯｸ､､､ｯｸ､､､」

佐「そっかそっか、それは辛いな。(撫)
まだ心が落ち着かないよね・・・
いいよ、落ち着いたら話、聞かせて。(微笑み)」

まだ何も言ってないのに、
優しく頭を撫でて微笑んでくれて、
ティッシュまで渡してくれる佐江先生・・・