仮眠室2 ページ18
梅ちゃんside
薬剤を混ぜた輸液を準備して、
必要そうな機械も用意して仮眠室に戻ってきた。
梅 「 大丈夫？体冷やす？」
優 「 ぁ、梅ちゃん。
ほんとに大丈夫だから。仕事戻ろ？」
梅 「 大丈夫って思って体酷使させてたら、
近いうちに悲鳴上げてもっと辛くなっちゃうよ？」
優 「 大丈夫だって。」
梅 「 これは医師としての命令。
最低でも今日の夜くらいはしっかり休みなさい。」
優 「 ・・・・・・」
梅 「 ほら、白衣脱いで横になって？」
優 「 う、ん・・・」
梅 「 うん。(微笑み)」
優 「 ・・・・・・ぅぅっ､､､ったたっ､､､(汗)」
梅 「 大丈夫???(汗)
やっぱり動くと体痛むんでしょ､､､(撫)」
優 「 っ・・・ごめん､､､(汗)」
横になろうとして顔を顰ませた優子。
体を強打してて痛くないわけない・・・(汗)
梅 「 点滴したら眠れるだろうしゆっくり休んで？」
優 「 な､､､にする気・・・？(汗)」
梅 「 ステロイドと塩基性鎮痛薬の投与。
大丈夫だから私を信じて？」
優 「 え､､､(汗)」
梅 「 優子までダウンしたら大変なんだから。
早めに投薬して後に響きにくくさせよう？」
優 「 ・・・そ、だけど､､､(汗)
いや､､､言ってる事は分かるよ？分かるけど､､､」
梅 「 大丈夫。ずっと傍に居るし、
ずっとバイタルも確認しておくから安心して。」
優 「 ステロイド、入れるよね､､､???(汗)」
梅 「 入れるって先に説明したじゃん。(笑)」
優 「 あ、言ったか､､､(汗)」
梅 「 急でテンパっちゃって聞こえてなかったかな。
不安だろうから、少しづつ入れていくね。(微笑み)」
優 「 しんじるよ､､､？」
梅 「 信じてて。(微笑み)」
腕に消毒をしてゆっくり血管を確保した。
塩基性とはいえ怖いは怖いから慎重に入れてこ・・・
梅 「 ・・・・・・・・はい、出来た。
入れてる間だけモニタリングさせて貰うね。」
優 「 ・・・こわいん、だけど､､､(汗)」
梅 「 大丈夫。(微笑み)」
優 「 反応、でたら、どぅしよ､､､(汗)」
梅 「 そしたらすぐに投薬を止めて、
すぐに対応するから大丈夫だよ。(微笑み)」
優 「 ん・・・」
梅 「 うん。(微笑み)」
投薬して苦しめさせちゃったら元も子もないし、
後は何事もなく効いてくれるのを信じるのみ｡｡｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2021年5月9日 11時
