夜のリビング ページ27
麻里子side
やっとお母さんも仕事から帰ってきたと思ったら、
外せない仕事が出来たって言い残して出ていった。
麻 「 お母さん、
このままもう帰ってこないとか？」
陽 「 えーっ､､､」
み 「 そんなこと､､､有り得そうだな､､､(汗)」
友 「 有り得るの？・・・お母さんならありか。」
み 「 だな､､､」
友 「 (ｺｸﾝ)」
才 「 そんな感じなの？お母さんって。」
と 「 そんなイメージないけど。」
麻 「 昔から家族旅行って決めてても、
急に仕事を優先したりする人だから｡｡｡(苦笑)」
み 「 なんでか家族旅行に居ない事が多い､､､」
友 「 お母さん、忙しいんだろうね。」
と 「 仕事も出来るし。」
れ 「 まさにキャリアウーマンって感じですよね。」
梅 「 そうだねー。」
？ 「 戻りましたでー。」
ドアが開いたと思ったら、
片手を上げた佐江ちゃんがリビングに戻ってきた。
麻 「 おかえり。(微笑み)」
と 「 ステーションに帰ってきた、
みたいな言い方しないでよ、休まらない。」
れ 「 なんとなく、分かります｡｡｡(苦笑)」
佐 「 えーしょーがないじゃん。」
麻 「 でもわかるかも。職業病かな？」
佐 「 わかるっ？(笑)」
麻 「 つい第一声がお疲れ様ですになったり、
帰ると戻りましたって言いたくなったり。(笑)」
み 「 わからんくもない､､､(苦笑)」
梅 「 やだもーあるあるじゃん。(笑)」
佐 「 あっ、ちびっ子ちゃんたちはもう寝たよ♪」
麻 「 もう遅いもんね、寝かせてくれたの？」
佐 「 うん、お易い御用よ。(笑)」
麻 「 さすが小児科医、ありがとう。(微笑み)」
小さい子たちの相手は、
やっぱり本職の小児科医が長けてたりする。
佐 「 それで優子がそのままお風呂に行ったけど、
誰か一緒に入るー？って言ってたよ。」
み 「 おっ、じゃあ入るか。」
友 「 えっ、友が行こうと思ったのに。」
佐 「 一緒に行ってくればいいんじゃない？」
陽 「 そうだよー。」
麻 「 時間短縮にもなるしね。」
友 「 やだ。」
み 「 ヤダってなんだよ､､､！」
友 「 ない、絶対。生まれ変わっても。」
み 「 う、まっ､､､えぇ!?」
佐 「 生まれ変わってもムリだってさ。(笑)」
み 「 心に深く傷が・・・」
ガックリと項垂れて胸に手を当ててるみなみ。
友は立ち上がってお風呂に行こうとしてる。
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年2月21日 19時
