私の姉はお医者さんPart34 (ページ34)

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優子side

もう夜なのに空気も読まずに鳴ったインターホン。
寝てるみなみの体が微かにピクっとした。

優「だーいじょぅぶよ～・・・(撫)」

み「・・・んぅ・・・・・ｽｩ､､､」

優「んふふ・・・(撫)」

麻「ちょっと出てきてみるね。」

母「どんな感じの人なの？」

麻「なんか男性。行ってくる。」

優「え～？大丈夫～､､､？(苦笑)」

陽「不審者かなぁ・・・」

麻「な訳ないでしょ。(苦笑)」

母「変な人だったら直ぐに叫んでよ？」

麻「叫べたらね､､､(苦笑)」

母「もう23時半よ？
・・・ほんとに変な人じゃないといいけど､､､」

優「知り合いでも顔見知りでもないんでしょ？
絶対怪しいよ、そんなの。」

まりちゃんは疑う事もなく、
玄関に行っちゃったけど少し不気味・・・

母「受話器用意しときましょ､､､(汗)」

陽「えー、なんのためー､､､？」

母「警察よ警察。(汗)」

優「気が早いって､､､(苦笑)」

母「何か起きてからじゃ遅いじゃない。(汗)」

優「まぁねぇ､､､」

──ガチャ､､､

？「ゆーこー､､､？」

優「あっ、まりちゃん。
大丈夫？変な人とかじゃなかった？」

麻「優子。イシヤマさんって人のお子さん、
処置した事とか対応した事ってある???」

優「え、イシヤマさん・・・？」

母「誰よそれ。」

優「うーん､､､(汗)」

麻「そのお父さんが来たんだけど、
どうしても優子に話したい事がある。って。」

優「えっ､､､？(驚)」

陽「最近は働いてすらないのに､､､？」

優「誰だろ・・・」

麻「待たせてるから、
とりあえず出てみてくれる？」

優「あ、う、うん､､､(汗)」

対応する患者さんは万を超える程だから、
名前だけ言われても思い出すのは厳しい､､､(汗)

～玄関～

優「あ、あの、こんばんは。
医大病院小児科医師の大島です｡｡｡(汗)」

イ「夜分遅くにすみません､､､
私、イシヤママヒルの父です。(ﾍﾟｺ)」

優「イシヤマ､､､マヒル・・・？(汗)」

イ「はい､､､あの、以前は妻がその､､､娘の事で、
色々と、先生に酷い事をしてしまいまして､､､」

優「・・・あっ、あーっ。真陽ちゃんのっ。」

今目の前に居るお父さんは、
どうやら例の警察沙汰になった親の旦那さんらしい。