隣人は守護神様､､､ 3

お手入れ ページ24

ポーチから爪ヤスリ付きの爪切りを取って周作に渡すと、
嬉しそうに受け取った………





杏「 ……なんで今爪切りなの？」



周 「 ん？…んー……
家で爪切ってくるの忘れてた。(笑)」



杏 「 そう言えば周作、
いつも爪キレイよね。」



周 「 うん♪ キーパーだし、
ちゃんと手入れはしときたいんだっ。」





そっか、そうよね………(笑)

伸びてたりしたら、
セービングで怪我してもおかしくないもん……





周 「 手、大事だからさっ。(笑)」



杏 「 テーピングもちゃんとするの？」



周 「 うん！
こっちの小指から巻いて…で、こっちまで。」



梨 「 ちょっとちょっと、なんの話？
…もしかして、手相？(笑)」



杏 「 ち、違うよっ。(苦笑)」



周 「 やる時にテーピングを巻くって話っ。
……ちゃんと巻くんだよーって、ね？(笑)」



杏 「 うん…♪」





すっかり手相だと思ってたのか、
『テーピング？何それ？』とハテナマークを浮かべて斜め上を見ている梨央。(笑)





梨 「 何かよく分からないけど、
あなた達ってほんと楽しそうよねー。」



杏 「 …ま、まぁね。」



周 「 実際、楽しいし。(笑)｣



杏 「 ……あ、梨央っ。
プリント回ってきてるよっ。(汗)」



梨 「 あっ、ほんとだ。(汗)
……ごめん、ありがとね〜。」





前の子からプリントを受け取って、
変わらず振り返って座って、
私にもそれをくれる梨央。。。





周 「 ……ふーん、
クラスの出し物かぁー。」



杏 「 あれ？あんまり乗り気じゃないの？」



周 「 ううん。(笑)
何か屋台とか出したいよねー。」



梨 「 いいわね〜屋台。(笑)」



杏 「 焼きそばとか、
かき氷とかやったらたのしいかもっ♪」



周 「 いいね〜、(笑)
そしたら俺らもやりながら食べれるしっ。」





その気になって既に妄想してる周作。(笑)

結局周作も食べる事が大好きだったりする。
(微笑み)

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