怪異的な彼女【文スト】

31話 ページ33

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彼女が私の下から消えてから数日が経った


彼女がいないなんて退屈だ


「おい！！太宰！いい加減仕事をしろ！！！」


うだうだとしていると国木田くんが私のが上着を掴み揺らす


「全くお前はいつまでそうしているつもりだ！」


「だってぇ〜なんかやる気が起きないんだも〜ん」


「今すぐやる気を出して仕事をしろ！！今日は依頼人が来るんだぞ！」


「おや？そうだったっけ？」


「依頼人って確かナオミさんのクラスメイトでしたっけ？」


国木田くんの隣にいる敦くんがそう云った


「えぇ、つい最近転校してきた方なんですが何やら悩みごとがあるそうで……」


「最近此方に引っ越してきたのか？よく探偵社のことを知っていたな」


「何でも探偵社のことは前から知っていたとか……その方は一寸不思議な方なんですのよね……」


うーんとナオミさんが首を傾げていたその時───


ガチャッと扉が開く音がした




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太宰さんがナオミちゃんのことをなんて呼んでるのか分からず「さん」付けで通してます。


知ってる方がいたらコメント下さい(_ _;)

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