復讐は贄と共に【ヒロアカ】【刀剣乱舞】

31振り ページ32

騎馬戦のチーム決め


自分は茨、鉄哲、骨抜と組むことになった


騎手と騎馬を決める際、自分は攻撃範囲の広い茨を騎手に推薦したが……


「Aは指示が上手いからAの方がいいと思うわ」


という茨の推薦に他の二人が賛同し、自分が騎手を務めることになった


三人の作った騎馬に乗り、皆のポイントが加算された鉢巻をつける


「神月！！最初どこを狙うんだ？」


『勿論最初は予選1位の騎馬……鉄哲、スタートがなったらすぐに走って。骨抜は個性で彼らの足場沈ませてくれ』


「っしゃぁ！！！」


「任せとけ！」


『茨は守備を頼む、他の敵が狙ってくるかもしれないからな』


「えぇ」


プレゼントマイクがカウントダウンを行う


「3…………2……………1…………



スタート！！！」



合図がなった途端、


自分は左手を大きく開き叫んだ


『顕現せよ！巴形薙刀！』


フワッと桜が舞い、現れたのは一振りの薙刀


自分はその切っ先を相手の騎馬に向けず、柄の方を向け、頭に巻く鉢巻を狙った
　

骨抜の個性で相手は動けないはず


なのに振るったそれは寸前で空を切った


見ると空高く飛んでいた


『ッ！薬研！！！』


すぐさま薬研を顕現し、彼らが飛んでいった方向に投げた(・・・)


刀は刀剣男士の姿に変わる


薬研が手を延ばし、鉢巻を掴もうとするがあと一歩のところで届かなかった


落下していくなか薬研が叫ぶ


「すまねぇ大将！！外した！！」


落下する薬研を元の刀の姿に戻し受け取ると自分達はすぐさま1位の彼らを追いかけた

32振り→←30振り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す