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少し先のお話 ページ48

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貴方視点




杏寿郎がこちらの世界に来てから
随分と時が経った



…そして、父上と千寿郎も来てしまった
やだ、もう、泣く




『…大きくなりましたね、千寿郎』

千寿郎「む、僕ももう大人になったんですよ!」

『ふふ、そうですね』




昔は私より小さかったのに
今は私の方が小さい




『お久しぶりです、父上』

槇寿郎「あぁ、そうだな、…本当に久しぶりだ」




父上の事は見てきたけれど
面と向かって会うのは久しぶりだ




杏寿郎「姉上!何かしたいです?」

『何か…そうですね…花冠を作るのはどうでしょう』



そう言うと、父上や千寿郎も作ってみたい、と言う
母上はもう作り方を知っている




『じゃあ、まずは______』




あぁ、今日は良い日向ぼっこ日和だ






.






…はい、えー
思ったより杏寿郎が下手でした




一番上手いのは千寿郎
ホントに初めて?と目を疑うほど


父上は少し形が崩れているが
ちゃんと形にはなっている




そして…
問題の杏寿郎



完成した、と言われて見てみれば
…まぁ、うん、花冠と認識するには少々の時間を要した




杏寿郎不器用なのかッ…!





『…杏寿郎、もう一回作りましょうか』

杏寿郎「?はい」




多分やり方を忘れたんだろう、と思い
もう一度作らせてみた、が



『…ふぅ』




ダメでした


何で茎が千切れるんだ?
…あ、鬼殺隊((




『杏寿郎、花冠は今度練習しましょうね』

杏寿郎「分かりました!」



諦めたよ、これはしょうがない



というか、ここ天国なのに日が差すんだよね
暖かいです、はい



ぽふ、と後ろに倒れ込む



あー、ぽかぽかする
このまま寝ようかな



杏寿郎「あ、姉上?!大丈夫ですか?!…って、寝転んだだけですね。」



何故か心配される


隣に杏寿郎も倒れ込んできて尊いが過ぎる



ふと杏寿郎の髪の毛が目に入ったので
撫でてみたい衝動に駆られる



杏寿郎「わ、姉上…?どうかされたのですか?」

『…撫でてみたくなったので』



二人でほのぼのしていると
千寿郎達が寄ってきた



千寿郎「日向ぼっこ中ですか?」

『はい、気持ちいいですよ』



そう言うと、何故か千寿郎も寝転がってきた
両手に花状態だあ←



母上達も私達の横に来る



前世ではこんなにゆっくり出来る時間なんて
無かったから新鮮



_____この幸せが、ずっと続きますように







*
リクエストです
これで本当の完結です
最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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雪乃華(プロフ) - 雅さん» お読みいただきありがとうございます! (1月31日 21時) (レス) id: 793fca1557 (このIDを非表示/違反報告)
- 目から汗ガァぁぁーーー。 (1月30日 22時) (レス) @page50 id: 64932f3273 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃華(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます!読者の皆様のおかげです。 (1月3日 0時) (レス) id: 793fca1557 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 完結おめでとうございますゥゥゥゥゥゥゥゥゥ (1月2日 17時) (レス) @page50 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃華(プロフ) - さたぽさん» うおぉぉ!お褒めの言葉ありがとうございます…! (2021年1月10日 3時) (レス) id: 82848314f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃華 | 作成日時:2020年3月31日 16時

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