ニタモノドウシ(緑)２ (ページ6)

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しばらくすると

先「今日のクラスルームを担当します、スエズミです」

クラスルームの先生はランダムで毎日変わるらしく、

今日の担当の先生が教室に入ってきた

先「まず、自己紹介…は人数多いか、」

先「自分の席周辺で４～5人でグループ作って各自自己紹介」

先生はそう言うともう話す気はないようで

教卓の前の椅子に腰掛けた

姫「どうしよう…」

姫咲ちゃんは案外人見知りだったりするから

「ふふ、任せといてっ」

高校時代の実力を発揮するところはここだよね(笑)

不安そうな顔をする姫咲ちゃん

この顔よく見たなぁ、なんて懐かしくなる

「んー…」

あたりを見回せば、ちらほら、とグループになっていて

女子だけ、男子だけ、のところもあるし

男女混合グループも多くあった

-「あ、グループ探してる感じですか？」

ふと、目が合ったのは斜め前に座っていた二人組の男の子のうちの1人で

「あ、はいっ、」

私たちの会話が聞こえたのか

もう一人の男の子もじっとこっちを見ていて

-「良かったら一緒に組まへん？」

忠義くんと同じ大阪弁だなぁ、なんて思いながら

「ぜひぜひっ」

グループが完成した

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