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「…なるほど」
詳しい話を聞くと
どうやらみんな忠義くんがウチの学校に転校する前の
高校の時の友達らしく
忠義くんを追ってこっちの大学に進学してきた、と
安「そやで、だってなんもゆわんとおらんくなんねんもん〜」
丸「俺らがどれだけ探したか！」
錦「勝手に被害妄想してさっ」
高校生の忠義くんと言えば殻に閉じこもっていたから
忠「…あの時はそう思ってんもん！」
こうやって追いかけることまでしてくれる友達がいて
「…よかったね、忠義くん」ﾆｺｯ
ちゃんと忠義くんを想ってくれる友達は沢山いたんだね
「だから世界はそんなに冷たくないって言ったでしょう？」
そうイタズラに笑えば
忠「…思い出したくない、」
ムッとした顔で
忠「Aがおらんくなる直前のことなんて」ｷﾞｭｯ
そう手に力が入るもんだから
「ごめんね、」ｷﾞｭｯ
申し訳ないと思ってしまう反面
可愛いなとも思ってしまうのです
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作者名：ゆんゆん | 作成日時：2017年11月11日 7時
