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駅まで向かう途中はずっと他愛もない話で盛り上がった
丸山くんのドジな話とか
錦戸くんが高校時代モテてたこととか
絶え間なく続けてくれる話題は面白いものばかりで
「二人ともほんっとうにおもしろいっ」
涙が出るほど笑った
丸「あっ、Aちゃんどっち方面？」
駅がだいぶ近くなってきたところで丸山くんが可愛く首をかしげて聞いてきて
「私上り線だよ？」
私も真似っ子して首を傾げる
丸「はうっ！可愛いっ！しかも逆方面っ！」
丸山くんは面白可笑しくリアクションしてくれて
「あははっ！」
それがまた面白かった
錦「あ、Aちゃん俺と方面同じっ！」
「ほんとに？！一緒に帰ろっ」
錦「よっしゃ帰ろか〜」
ちょうど駅についてそのまま改札を入っていこうとする錦戸くんに
丸「ちょおっとまってぇ！バイバイくらいしてぇ！」
丸「一人で余計寂しいんやからっ！」
私と錦戸くんの腕を掴んで泣き顔をする丸山くん
「ぷはっ、丸山くんそれほぼ変顔だよっ」
錦「Aちゃんそれ言うたらあかんいつもこいつこんな顔や」
丸「ちょっとりょおちゃんっ！(笑)」
「ふは、あははっ」
錦「冗談やって(笑)あ、あかん電車きた、じゃあな、まる！」
「またあした！」
丸「えええっ、またあしたっ！」
丸山くんと分かれて
錦戸くんと二人で電車に飛び乗った
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作者名：ゆんゆん | 作成日時：2017年11月11日 7時
