キス事情 sgi&izw(学生設定) ページ4
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i「須貝さん、予鈴なってる。もう行かな、、んん///」
俺の彼氏はどうかしてる。
人の目なんか全く気にせずにキスしてきたり、触ってきたりする。
s「だって、嫌がる伊沢さんの顔、めちゃかわいいんやもん」
と言って須貝さんはニヤける。
i「なっ、、!!!ひどい!もう知らない!」
俺は教室へ走る。
あのふしだらな人は同じ東大に通う俺の彼氏、須貝駿貴(自称ナイスガイ)。
彼の押しの強さに負けて付き合い始めたけど、ところかまわずキスしてきて、嫌。
、、ではなく、とっても嬉しい。
恥ずかしいから嫌がっちゃうけど。
でも、と俺は考える。
このまま嫌と言い続けていいのか??
須貝さんは俺から離れてしまうのでは、、??
考える度に怖くなる。
帰り道、俺は須貝さんの横を歩く。
s「あっちーな、、今日何度だよ」
蝉の声がジリジリと響き渡る中、2人で歩く帰り道はとても短く感じる。
ふと、彼の方を見ると、清々しい顔をしている。
俺の事好きだよね?嫌いになってないよね?
だんだん心配になってきた。
i「須貝さん」
s「何?」
彼がこっちに振り向いた時、彼に自分からキスをした。
s「!?」
i「好き、、」
彼は驚いたように俺の方を見る。
できた!自分から告白&キス!
s「ん、俺も好き。早く帰ろ」
、、え?それだけ??
恥ずかしいけど頑張ったのに!あっさりしすぎじゃないか。
s「あ、俺ん家で涼んでいかない?アイスあるよ」
i「行かないっ!!」
もう自分からはキスしてやらない!
次の日のお昼休み、俺たちは中庭でお昼を食べていた。
これからについて話したり、どうでもいい雑談したり。
すると彼が膝枕して!と言ってきた。
s「やっぱ伊沢さんといると落ち着くなぁ」
彼が嬉しそうに言う。
たまたま通りかかった先生からは、
微笑ましいね
と言われる。彼は恥ずかしいという気持ちはないのか?
s「伊沢さん」
不意に呼ばれて目線を下げる。
i「何?」
彼はいつもの顔でほほ笑む。
s「呼んでみただけ」
彼はまた笑ってそのまま眠ってしまった。
彼の寝顔はまるで天使のようで、見入ってしまう。
あぁ、今すごくキスしたい。
続く⬇
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作者名:ゆい | 作成日時:2022年3月21日 23時