* ページ10
,
「嫌な臭いか ........中々面白いことを云うなぁ
御嬢さん?根拠を聞いても?」
『言ってもわからないよ、
此れは、私にしか見えない ........皆そう云った』
「皆?『もう死んだ ........』 ........そうか、
御前にはどんなものが見えているんだ?」
ゆっくりと瞬きをした少女はポツポツと喋り出した
『良く判らない ........何処かキラキラしていて .....見ていると、其奴の考えていることが判る
悪いことも、善いことも ........
でも決まって、それが見えるときは、何かが起こる
こんな根拠じゃダメか?』
少女が全て話し終えると、夏目は快活な笑い声をあげた
「そうかそうか、成る程面白い!
御嬢さん、儂と共に来い
それの秘密を教えてやる ........」
夏目はそう云うと、少女が難色を示した方へと足を進めた
『正気か ........?!
死ぬぞ、アンタ ........』
,
彼女の声が聞こえていないかの様に彼は足を進める
そして、現れたのは
__________少女を捨てたあの男たちだった
「なっ ........御前、何で此処に!」
「なんだよ、そのおっさんは ........」
少女は見た
彼らの周りに光が取り巻いていること
そして、頭に流れて来た風景に
少女の仲間を殺した様子が、流れてきたこと
『そんな ........なんで ........』
「此奴等は元々、御前など如何でも良かったのだよ
唯、快楽の為だけに殺し、金を毟り取る
ヨコハマの膿だ ........」
「 ........何だよ爺い、ヤル気か?」
「逃げなくて善いのか?痛い目見るぜ ........」
少女が不安そうな目を向けると
心配するなとでも云う様に、夏目は前に進み出る
「却説 ........随分血の気が多い奴らだ ........
少し黙れ ........」
天地が引っ繰り返った様な感覚
気づけば男たちは地に伏し
夏目の周りには
あの光が見えていた
,
1011人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月宮澪華 - 有川さんと紅葉さんのお茶会内容 (9月22日 19時) (レス) @page47 id: dd50640cfb (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 玉こんにゃくさん» 読んでくださってありがとうございます!!文才私も欲しいです!分けてください!(笑)これからもよろしくお願いします! (2020年11月9日 0時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - 待って、カッコいい…!有川さんん゛大好きです!文才分けてください私に! (2020年11月9日 0時) (レス) id: d74a9424e1 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 柊さん» え、貧血?!大丈夫ですか ...?お大事になさってくださいね ...いつもコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします(^^)『いつもありがとう。柊さんも体調に気をつけて、またお互い頑張ろうな』 (2019年5月21日 12時) (レス) id: 27ee46e64f (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - ううう有川さんがかっこよすぎて惚れても惚れきれないいいい!!更新ありがとうございます!待ってました!!体調には気をつけてくださいね。私は最近貧血になりました← (2019年5月21日 0時) (レス) id: 9ff44349a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルーク | 作成日時:2018年7月17日 18時