太宰治の指導教官 弐【文豪ストレイドックス】【太宰治】

第六十五話 ページ34

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抗争の熱は頂点へと達していた









今争っている勢力は大きく分けて二つ









ポートマフィアともう一組織









この二大勢力によるものだった









=会議室=








「却説 ....如何したものかな」








「このままでは無駄死にする者を増やすだけじゃ ......鴎外殿？早急な対策が求められると思うが ....」









数年に一度しか行われない五代幹部会も、もはや日常茶飯事なものとなっていた









「首領、有川さんから音声連絡が入っています」









「繋いでくれ」









ザ ..ザザザザザ ........









{鴎外殿、聞こえているか？}









「嗚呼、何かあったのかい？」









鴎外がそう問うと否定する様な返事がきた









{鴎外殿、貴方は今何を望む？}









「？急に何を ...{ポートマフィア首領として、何を望む？} .......







敵組織の早急な殲滅と、我々の夜を取り返すことだ」









鴎外がそう答えるとクスリという笑いが聞こえた









{それが聞けただけで充分だ}









「何を ....{この抗争にあと2日で決着をつける






私の部隊の者は、一人も死なせない} ......！」









「 .......出来るのかい？」









{当たり前だ}









無言を肯定と受け取ったのか、有川との通信は途絶えた









「何を大それたことを」






そう罵る奴もいた









だが、鴎外と紅葉にはそれが本当のことなのだと









疑う心すらなかった








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新しい小説 .......書こうかな ........なんて









でも









この小説だけは書き続けるぞ(←謎の使命感)

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